12/24 コンチェルトさん 第19回 うちわコンサート | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

今年の8月に5年ぶりに復活したコンチェルトさんの「うちわコン」が、クリスマスイブに第19回が開催されました。


キャパシティの兼ね合いもあり、開催の告知、宣伝はほとんどされませんが、お若い人からベテランまで、かつ、以外なペアが結成されたりして非常に楽しいです。

 

また皆さん演奏前に、自己紹介だったり簡単な曲説明だったり、公演の宣伝(笑)だったりトークをするのも慣例ですけど、雰囲気を和らげるのにいいですよね。ただそんな雰囲気でも演奏は皆さん素晴らしい。

 

そんな素敵な演奏会に今回も声を掛けていただき観にいってきました。
観客は出演者の皆さん、および、ご家族を中心に30名程度でしょうか。本当に贅沢ですね。

 

今回も事前に「できたら写真を撮っておいてください」とお願いされましたけど(私自身は大歓迎)、今回は いろどり+さんもいらっしゃるということで、前回よりも随分気が楽です(笑)。

 

既に、本家のコンチェルトさんブログでも演奏会の様子がアップされていますけど、掲載されている写真で「おっ」と目を引くのは間違いなくいろどり+さん撮影ですね。


撮影している場所はそんなに違わないはずなのですが、やっぱりセンス/腕、もろもろ全然違いますね~(笑)。

 

一応、私も記事にしたいと思います。内容は丸かぶりですけど、写真は一応コンチェルトさんブログで使われていないものを中心に。

 

■リハーサル

開演は14:00ですけど、開場は13:00。ピアノ/椅子の準備をしたあとは、到着した人から音だし開始。一つの部屋でいろいろな楽器の音がなっているのを聴くのはちょっとしたカオスですけど、それがまた面白い。

 


特に筝とかチェンバロは音が小さいのでそういう中での調整は大変だろうな~、と思っていたら、筝はそれ用の機器があるんですね。ちょいと驚きです。チェンバロは笠原さんにお伺いしたら「途中の休憩時間に調整します」とのこと。

 

■コンチェルトさんご挨拶

佐藤さんの開演のご挨拶です。

 

■ピアノ:渡部喬さん


曲は聴いてのお楽しみということでしたけど、私はわからず(笑)。
話題のドラマ(逃げ恥)のエンディングテーマだそうで。。。。世間から遠ざかっているな~(汗)

 


渡部さんは背が高い(特に足が長い)ということで、ピアノを弾いているお姿をみると、ちょっと窮屈そうに見えてしまうんですよね。ピアノって、椅子の高さの調整はしますけど、本体の高さ調節機能って見たことないですが、ないものなんでしょうかね。

 

■サックス:三国岳彦さん


さまざまな楽器を弾きこなす三国さんですけど、今日はサックスで登場です。
3月のサックス協会の公演の宣伝をする三国さん。

去年はスタジオAが満席で入場制限がされるくらいでしたけど、今年はだいしホールだそうです。

 

■ピアノ:菅野絵里さん


さすがにちょっと緊張されているようでしたけど、非常にやさしく、素敵な音色のプーランクでした。


■ホルン:山辺貴司さん(ピアノ:渡部喬さん)

 

前回に引き続いて連続でご出演の山辺さん。綺麗な白鳥でした。
渡部さんとのコンビも良かったです・


■ピアノ:八島みのりさん

 

今回の最年少ですね。緊張して当然だと思うのですが、トークも演奏も非常に立派でした。
品田さんの教え子さんだそうで、品田さんもハラハラされたのではないでしょうか。

 

時々、思い出したように(汗)、部屋全体を写すような感じで


■フルート:小師華那さん


あらかじめ何曲か準備しておいて、観客から指定された曲をその場で演奏するという趣向でした。受験での指定スタイルらしくなかなか大変だと思いますが、さらりと演奏するのがさすがでございます。

 


演奏もお見事でしたけど、なんだか笑顔というか雰囲気がとっても素敵なんですよね。


■クラリネット:岩渕仁美さん、ギター:武石明さん

 

しっとりしたピアソラでした。特にクラリネットを含めて管楽器で音量は抑えつつ、綺麗な音を出すというのは、素人の私が見ても難しそうと思うのですけど、さすがですね。

 


個人的にはこの写真は大好きです。

 


演奏後には3月に開催される岩渕さんのソロリサイタルの告知、意気込みおよび応援メッセージなどが主催される佐藤さんから。ピアノは品田さんだそうです。なかなか意欲的な選曲をされているということでしたけど、そちらも楽しみですね。


■休憩中


休憩中のワンシーン。八島さんと品田【先生】。良かった点、反省点などを話されているのでしょうか。


■チェンバロ:笠原恒則さん、筝:奥村京子さん


音が一番綺麗に響くように、ということで笠原さんは敢えて観客側に背中を向けての演奏です。

 


選曲はJPOPに歌謡曲。初見だとチェンバロと筝でその選曲だと驚く人もいるとは思いますが、さすがにもう慣れっこです。

 


飛び道具として奥村さんのリコーダーも。すぐに筝の演奏に移るために爪をつけたまま演奏というのもなかなかすごい。また、筝の調弦がずれていたようで途中で「もう1回最初からやらせてください」。もちろんWelcomeです。こんなのもうちわコンらしいです。
特に若い出演者の方は和んだのではないでしょうか。

 

またお二人は1月も大活躍(の予定)ですね。笠原さんは1月末には蔵織さんで4日連続の公演イベント(全部違う内容、かつそれぞれ2公演)という離れ業(笑)も。
奥村さんは SHIMOHONCHO QUARTET の 第1回演奏会がありますね。そちらも楽しみな公演ですね。


■19世紀ギター:植木和輝さん

 


19世紀ギターはフォークみたいに立っての演奏が主流だそうです。なるほど~。

 


なんだかとってもやさしい音色ですね。10月のリサイタルには行けなかったのですが聴けてよかったです、素晴らしいですね。


■ピアノ:太刀川紘子さん

 

前回に引き続き連続のご出演。実は前回トークをしている場面の写真がボケボケで申し訳なく...、今回はなんとか綺麗に撮れていますように、、、ということで、ちょっと緊張してました。今回はまあ及第点でしょう。

 


演奏はさすがというか実力は折り紙つき、華麗というか鮮やかというかお見事です。


■ピアノ:品田真彦さん


翌日も本番があるのにご出演してくれた品田さん。品田さんも連続でのご出演ですね。

 


いや本当に素晴らしい演奏でした。「さすが」というしかありません。


■クラリネット:伊奈るり子さん、ピアノ:小林浩子さん


もうさすがのお二人ですよね。安心感というか漂わせる空気が違うというか。

 


今回のうちわコンではクラリネット奏者さんが岩渕さんと伊奈さんのお二人ですけど、ここまで演奏スタイルが対照的なのも面白いですよね。岩渕さんはピシっと背筋が伸びて非常に美しい姿勢を保ちますし、伊奈さんは演奏中はかなり大きく身体が動きますね。どちらも素敵ですし個性ですね。

 


■ピアノ:高橋萌香さん

前回のうちわコンでは観客としていらしていた高橋さん。今回は演奏者側でのご出演です。
トークではまだ暗譜したばかりの曲で、、、とおっしゃられていましたけど、それでも充分見事な演奏でした。2月の新大院生によるコンサート「ラフィーユ」ではより完成された演奏を聴かせてくれることでしょう。

 

高橋さんは今年県コンで大賞を受賞されて、今後ますます注目されていろいろ大変なこともあるとは思いますが、ますますの飛躍を楽しみにしています。


■全部終わってみて...

今回のうちわコンは皆さんの熱演が続いたということもあり、3時間近く。時間もあまりなかったので前回とは違って終了後の雑談タイムはなく即椅子の片付けへ。


でも、そんな中、いろどり+さんは皆さんのオフショット写真の撮影に回っており、それがまたいい写真なんです(コンチェルトさんブログの「おまけ」参照)。私はそこまで気が回らないんですよね。さすがです。

 

うちわコンにご出演される方は個人的には元々応援している方も多いですけど、初めて演奏を聴くという方だったり、ジョイントコンサートなどでちょっと聴いたことがある程度という方までさまざまですけど、やっぱりこういう身近な演奏会で聴かせていただくと、今後は特に応援しよう!! という気持ちになりますね。ご活躍を楽しみにしています。


ここ数日出歩くことが多く、終わったころには腰が痛くなってましたけど心地よい疲れです(笑)。またうちわコン後、有志による打ち上げにも参加させていただき、非常に楽しゅうございました。

 

本当にありがとうございました。
佐藤さんには次回開催も遠くないうちにお願いしたいですね(いろいろ準備も大変なことはあると思いますが、希望をクチにするのは自由ということで)。

 

※溜まっていたブログもこれで一区切りです。疲れました....

 

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