中央ヤマモダン×蔵織 企画 ヘイ・ジューニド
出演:山本康司さん
作:山本康司さん、江尻晴子さん
月イチの蔵織さんでのコントライブ。今月は山本さんのピン。
ピンはヘイ・ジューニドシリーズでは3回目でしょうか(私自身が見るのは2回目)。
(毎度同じことを書いていますけど)お笑いにいろいろ書くのは野暮というものですけど、
今回もいろいろ面白かったです。
全体的になんだかよくわからない勢いがある部分とか、ちょっととぼけた感じとかはいつものヤマモダンさんらしいですけど、それが良いんですよね。
そんな中、ヤマモダンさんにしては比較的珍しいと思わますが、小道具(死体だったり(笑))を多用したものだったり、録音された音声との合わせが絶妙だったり、本当にばかばかしいもの(笑)だったり、ヤマモダンらしい中にもいろいろなテイストの作品があって、本当に飽きさせずに一気に40分、本当に面白かったです。
今まであんまり個別のネタについては書きませんでしたけど、個人的には今回の「事件現場」と「お見合い」は今回の中でも特に面白かったです。
ただ、今回の公演で一番印象的だったのは個人的には申し訳ないですがネタ間のつなぎでしょうか。最初に意表をついた面白さとそれが次のつなぎのときにも繰り返されであろうワクワク感、つなぎとしては決して大げさではないですけど、今回の公演名「駅伝やマラソン」がぴったりですね。
変な話で申し訳ないですが、もし誰かから「今回の公演ってどんなだった?」と質問されたら、個別のネタの説明よりもこのつなぎネタを説明してしまいますね。それくらい印象的でした(笑)。
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おそらく公演名の「駅伝やマラソン」は今回1回の公演だけでなく「ヘイ・ジューニド」の12回連続のシリーズにも掛けていると勝手に想像していたのですけど、そんな重さ? みたいなものを感じさせないのも良いですね(お笑いですから当然ですけど)。
ツイッター(@chuoyamamodan)をフォローしていると、一つ一つのツイートには大体ちょっとしたひねりが加わっていますけど、台本を作って、リハーサルをして、ビデオ稽古したりとか、
いろいろ1ヶ月の間にこれだけの準備をし続ける大変さというのも伝わってきますね(こんなことを書くと営業妨害かもしれませんけど)。
「ヘイ・ジューニド」シリーズも終盤で残りは年明けの3回を残すのみですね。
1月は既に日程も決まっていて 1/21 だそうです。こちらも楽しみです。
ただ、この日はジャズストリートの日でもありますね、非常に悩ましい.....
(ギャラリー蔵織の2階和室 700円)