常任指揮者:岡田友弘さん
学生指揮者:三田賢也さん
新潟大学吹奏楽部の皆さん
開場時間ちょうどくらいにりゅ~とぴあへ到着。県民会館側の入り口から入ると目の前に「最後尾」の看板が。音文側の入り口から入ったときに目の前に最後尾というのは、そんなに珍しいことではないですけど、折り返してこちらまで待ちの列が伸びているのはすごいですね。
でも、りゅ~とぴあのキャパシティはこれくらいでは全く問題なし、というのも経験済みですし、あせることなく列に並びます。私がいつも行く席も人気がないわけではありませんが、そんなにすぐ埋まる席ではないですし。入場後予定通りいつもの2階のサイドよりの席を確保しました。
ステージでは開演までの間クラリネットアンサンブルや金管アンサンブルのウェルカム演奏が行われました。ホワイエでのロビーコンサートに比べて座って見れるのは楽でよいですけど、z普通におしゃべりをしている人もいるし、ちょっと落ち着いて聴くことはできないですねぇ...
まあ、一長一短というところでしょうか。
開演時間が迫ってくると、お客さんも非常に多くなってきて、席の埋まりの非常によく、最初は開放されていなかった3階部分、その後に2階のステージ横の席も開放されていきました。
お客さんも若い人が非常に多いですし、素晴らしいことです。
プログラムを確認すると今回は3部構成となっていますね。また内容も非常にボリューム満点な感じですね。
第1部は三田さんの指揮、第2部は岡田さんの指揮で吹奏楽のオリジナル曲。
演奏の前にはトークが挟まったりして雰囲気はなんだかアットホームな感じ(笑)。
特に第2部の岡田さんは定番のトークネタ「空席以外は満席」を使おうにも、普通に?満席でびっくり、でしたね。また、岡田さんはトークが長くなると照明を落とされたり(笑)、そんなのも楽しいです。
ですが、演奏は非常にキレがあって素晴らしいと思いました。
プログラムを見たときから楽しみにしていた「エルカミーノレアル」もスピード感があって満足です。やっぱりこの曲は好きだな~。
そして今年の吹奏楽コンクールで演奏した2曲もいいできだったと思います。
コンクールの際には岡田さんは病気で休養中だったため指揮ができずに、今回の公演が最初の指揮ということも言っていました。西関東大会では惜しくも2位、ただし、1位とは大差だったというちょっと自虐的なトークもありましたけど、県大会を突破して西関東で2位というのは素晴らしいですし、さすがそこまで結果を残すだけの演奏だったと思いました。
また第2部終了後の休憩時間にサックスその他の演奏もされている知人に偶然会って、ちょっと雑談をしたのですが、全体の編成としてはトランペットやトロンボーンの人数が多くて決してバランスが良いとはいえないけど、演奏のバランスは非常に良かった、というようなことを言っていました。
勢いに任せて演奏するのではなく、綺麗な音を出すようにしている。いい指導者がいるようだ、とも。なるほどな~、です。こういう感想というか指摘ができる人はすごいと思いますね。
私は絶対無理ですねぇ(笑)...こういうのは回数を聞いてどうなるものでもないですよね。
第3部はポップスステージ。
パートごとに凝ったコスプレをして登場です。照明も派手になって非常に楽しいステージです。
まずはモンスターハンターのテーマはやっぱりいい曲だと思いましたね。
時々、各地でドラクエなどゲーム音楽などに特化した演奏会が行われることもありますけど、新潟市内の吹奏楽の団体の定期演奏会でどこかやってくれないかな(笑)とも思います。
司会のお二人も非常に楽しそうなトークですし、途中、ノリノリで各パートの衣装紹介まであったりして観客を楽しませる工夫がされていますね。
さらにはジャパニーズグラフィティでは、観客席まで降りてきてのドリフターズの番組を再現させるような演出なども。ホントに演奏だけでなく、観ていても非常に楽しいステージでした。
※2階席まで出演者が来たのはびっくりです(ただ、そんなに大きな動きはしていませんでしたけど、端の方に立たれると小心者の私は柵があるとはいえ、ちょっとひやひやしてしまいました(汗))。
そんな中、第3部の途中で気づいてみれば16:30過ぎ。その後の予定のNoism2の公演の開場時間です。この段階でアンコールになっていれば最後まで観て行くのですが、まだプログラム上2曲ほど残っている状態ですし、最後までは観れないなと判断して、申し訳ないのですが、ここで退席。
14:00開演だったのでこの段階で2時間半。本当にボリュウム満点。最後まで観ることができなかったのは残念ではありますが、非常に楽しい公演でした。
(りゅ~とぴあ 前売り 500円)