指揮:小泉和裕さん
ピアノ独奏:ゲルハルト・オピッツさん
名古屋フィルハーモニー交響楽団さん
スタジオAでの風景旋律の公演後、食事をしてから改めてりゅ~とぴあへ。ちょうど開場時間くらいでした。とりあえず座席に荷物を置いてロビコンの準備として3階に向かいました。
□ロビコン
ヴァイオリン:小泉悠さん
コントラバス:上岡翔さん
下を見下ろすともう何重ものお客さんになっていますが、やっぱり3階は見やすくって良いですね。弦楽2本でのピアソラさんでした。軽快なヴァイオリンとベースのシブさのコントラストが良いですね。
□本公演
まずはゲルハルト・オピッツさんをソリストに迎えてのベートーヴェン「皇帝」。
今日も私は一番安いP席ですが、オピッツさんがよく見える側の席を確保できたこともあり、全然問題なし。
ゲルハルト・オビッツさんは体格もピアノの演奏も貫禄十分という感じですね。
安心感抜群というか素晴らしい演奏だったと思います。
個人的には基本的には若い人の動きもちょっと激しいというか派手目の演奏が好きではありますけど、こういう演奏を聴くとまたそれは素晴らしいと思ってしまいますね。
休憩後はバルトークの管弦楽のための協奏曲。
事前にプログラムノートを見てみると「どの楽器がどんな感じで登場する」ということが詳細に記載されており、せっかくなので公演中もこのプログラムノートを見ながら「お~、この部分か」、とか照らし合わせながら聴いていました。
もちろん、書いてある内容がすべて理解できるわけもなく、たとえば第1主題、第2主題といわれても「はて?」と思うようなことも多いのですが、ところどころ記載内容と聴いている内容が一致すると「お~、こういうことか」と思えるのはなかなか楽しかったです。
名古屋フィルという素晴らしいオケの演奏で、ちょっと邪念?が入りながらの鑑賞で、純粋に音楽を楽しむというか、没頭するという感じにはならなかったのはもったいないかな、と思わないでもなかったですが、個人的には面白かったので全然ありでしたね。
あとはこの公演には新潟出身のチェリストの紫竹さんがオケに参加されていました。
P席だとその辺もよく確認できますね。そんなのもちょっとラッキー。
ただ、チェロパート全体を見ていると最前列の方(なので首席奏者さんでしょうか)が、なかなか大きなアクションで目立っており、つい目を奪われてしまいましたね(笑)。
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