企画:中央ヤマモダンさん
出演:シダジュンさん、佐藤正志さん(劇団第二黎明期)
ちょいと記事にするのが遅れてしまいましたけど、金曜日の夜に街は新潟まつりの民謡流しで盛り上がる中、蔵織さんでヤマモダンさんのヘイ・ジュウニド企画の8月公演を観てきました。今月はヤマモダンさんは演出だったり裏方さんに回って、出演は劇団第二黎明期のお二人です。
また6月の公演は短編コント集でしたけど、この日は1本の長編喜劇。その辺も楽しみにしていました。
以下、お笑いについていろいろ書くのも野暮というものですけど。
・出演者のシダジュンさんと佐藤正志さん。正直、私はお二人のパフォーマンスを見るのは初めてですけど、さすがに表現とか発声がしっかりしているな~、というだけでなく、
お二人ならではの独特の雰囲気がありますね。特にシダジュンさんの妖しい感じ(笑)、いいですね。
・またお二人は短い時間に何役もこなしていました。なかなか難しいと思うのですけど....
・今日の演目はお二人のナマの演技と同時にナレーションや効果音だったりプロジェクタでの映像だったりうまく融合されていました。この辺は裏方さんとしてヤマモダンさんがご活躍でした。
・全体的なストーリー、、、私がオマージュ元のヒッチコックの「鳥」をオチも含めてまったく知らなかったということもありますし、あとは長編ということもあってなるべくストーリーを把握しようとしたのですがちょっと失敗だったような、、、(汗)。
どちらかというと、純粋にお笑いというかちょっとナンセンスな一発ギャグ集的に見たほうがよかったのかも。ちょっと考えすぎてしまったかも(汗)。
・小道具のハト。あれは今回のために作ったのでしょうか、それとも過去の小道具なのかな、かなりよくできていたように思います。また、改めて面白いな~、と思ったのは効果音で「ひゅ~~~、ピチャ」っていう感じの音ですけど、あの音は今回のライブの題名が「鳥のフン」という先入観がなくても「空から鳥のフンが落ちてきた音」で認識する人が多いと思うんですよね。実際にそういう音っていうのは発生しないとと思うんですけどなんだかイメージってすごいな、なんてことを思ってしまいました。
でも、他の国の人があの音を聴いたらやっぱり同じような場面をイメージするのでしょうかね(笑)。
なかなか新鮮な公演でした。次の公演はどんなものになるのでしょう。また楽しみです。
(ギャラリー蔵織 事前申込み 1200円)