10/15 小山瑠美子 斉藤晴海 うたとピアノのコンサート | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

うた:小山瑠美子さん
ピアノ:斉藤晴海さん

朗読:眞柄葉子さん

会場のりゅ~とぴあには18時過ぎくらいに到着し、ちょいと早かったかなと思いつつ、チラシをチェックしていると、12月の山本さんのオルガンと山宮さんのハープの公演がちょうどチケット発売日、かつ、この公演は指定席。ちょうどよいや、と購入。なんだかこういう意図せずグッドタイミング的なことはうれしいものです。

その後会場のスタジオAへ。
開場時間にはちょっと早かったですけど、もう空いていたので入場して席を確保です。
その後もお客さんがとんどん入場してこられ、開演時にはお客さんもたくさんでしたね。
平日夜の公演でこれだけのお客さんは純粋にすごいな~、と思いました。

小山さんは去年から拠点を新潟に移してこられて、その後、りゅ~とぴあのアウトリーチの登録アーティストになられたり、いろいろご活躍しているな~というのは知ってはいたのですが(主にコンチェルトさんのブログで(汗))、なかなかタイミングが合わずに聴けていなかったのですが、今回は楽しみにしていました。


小山さんの「うた」ですけど、全体的に非常に軽やか、というかさわやかな感じがしました。
曲紹介のトーク等はほとんどありませんでしたけど、それでも全体的な雰囲気はなんだか柔らかくって、観ていてほっこりする感じがします。
もちろん、曲の内容的には楽しい曲ばかりではないですけど、そんなギャップも面白いですね。


公演内容としては、眞柄さんの朗読があったり、歌詞が非常に特徴的な中田喜直さんの曲だったり、「うた」の楽しさや面白さを伝えようとする工夫が感じられましたね。
そんな中で個人的にはやっぱり「ころす、ころしてやる、でもそれは結婚したあとで」...という歌詞がとてもインパクトありました。

小山さんはプロフィールにも「ソプラノ」ではなく、あえて「うた」とされていますし、こういったさまざまな歌をうたっていきたいという想いがあるのかもしれませんね。


ピアノの斉藤さん。先月の平野さんとの公演でもそうですが、演奏が終わったあとの満足気な笑顔も素敵ですし、
感情がこもっているというか、素敵な演奏です。歌っている小山さんも安心して歌えるのではないかな~、なんてことを考えていました。


受付には先月、斉藤さんとのデュオコンサートを開催された平野さんもいらっしゃいました。
平野さんの公演も大衆音楽のシュラーガーがあったりと楽しいものでしたけど、今回の小山さんも「こういった公演がやりたい」
という意思を感じるというか、小山さんらしい公演だな~、と思いました。
こういった、「声楽」と「ピアノ」という公演でもいろいろな内容の公演が観れるのは非常に恵まれているな、と思いました。


公演後、食事でもしようといつもの(笑)可児さんへ。外から様子を伺うとまだお客さんはいませんでしたが、予約があるようで席が準備されていました。ということで今日はスルーしようかな、、、と思ったのですが、ちょうどマスタが出てきて「大丈夫だよ」ということでお邪魔しました。

一人で酒&食事していると、上記公演を観たお客さんグループ、そして、さらには小山さん斉藤さんご本人達がいらっしゃって、打ち上げが始まりました(笑)。

私は基本的には隅っこで一人で飲み食いしていましたけど、途中でご本人達を前にしての感想発表会みたいになり、
そんな中で、皆さんのいろいろな感想が聞けたのも面白かったです。生の声ってヤツでしょうね、それもお酒が入った上ですし(笑)。
一部思い出せる範囲で(笑)。

・小山さんの演技力はすごい、役者でも行けるのでは?
→私も同感です。

・斉藤さんのピアノ、蓋も全開だったけどそれでも小山さんの声とバランスをとっていたのは素晴らしい。
→私は全然意識していませんでしたけど、そういう風に自然に聴こえるのが良いのでしょうね。

・斉藤さんのピアノ、ペダルの使い方に注目していたけど、なかなか面白かった。
→私は完璧にノーマークです(汗)。そういうところにも注目するんだ~、と目から鱗です。最前列にいたのでチェックしようと思えばできたのですけど(笑)。

・プログラム上、もっと有名曲というか初心者向けの曲に有名どころのオペラアリアだったりシャンソンだったりもあった方がよかったのでは?
→私もそう思わないでもありませんでしたが、新潟で今回1回だけの公演というわけではなく、これからもある程度公演を続けていくなかで、ご本人らしさというのが一番大切なのかな、なんてことも思いました。

(スタジオA 前売り 2000円)

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この公演の前に、先週もちょっと観させてもらった山口達己さんの個展「木のはのかたち」へ。
実は先週来たときに、作品(小品ですけど)を買おうかどうか迷ったのですが(候補は2つ)、
飾る場所もないしな~、ということで保留にしていたのですが、今回お伺いしたときには見事に両方売却済みでした。まあ、今回も「ぜひ買う」と決めていたわけではなく、どうしようかな~、という感じだったのですが、売却済みでなんだかホッとしましたね(笑)。
ということで改めてカレンダを買ってきました。