フルート：小笠原直子さん
ピアノ：保科朋子さん
公演名にもあるように、０歳からＯＫの公演です。
高橋さんと小笠原さんは去年も同様の公演を開催されていますね。
こういった公演を自主的開催されるというのは準備もいろいろと大変かと思いますが、
継続されるというのはとても貴重なことかと思います。
ただ、公演案内等をみると、大人でも大丈夫ということのようですので、
「０歳から」とか「はじめてのクラシック」というのはあまり気にせずに聴かせてもらうことにしました。
開場時間ちょいすぎに会場に入った段階ではまだお客さんも少なかったですけど、
私はメインの客ではないしな、、、ということもあり一番後ろの席を確保です。
まず会場をみて、ほ～っと感心したのは、観客席の前にござ席が準備されていたことでしょうか。こういうのはなかなか経験というかノウハウがないと思いつかないよな～、と思ってしまいました。
開演時間が近づくにつれてお客さんがどんどん入場してきます。
そんな中、目立つのは抱っこ紐をつけて赤ん坊と一緒のお母さまの姿。
やっぱり０歳からでも聴ける公演というのは需要もあるのでしょうね。
結局は座席だけでかなりの席が埋まりましたし、抱っこされているお子さんも加えれば、
１００名近い観客だったのではないでしょうか。なかなかすごいことだと思います。
時間になって３名が入場し、
まずは小笠原さんの。
「お子さんが泣こうが、なにしても、気にせず演奏を続けますので、どうぞお気楽に」
ということで演奏を開始です。
すると、それまで泣いたりぐずったりしているお子様も結構いたのですが、
演奏が始まるとぴたっと静かになったのは「お～」と思いました。
ただ、当然ですが、そんなのも長くは続かず（笑）、
しばらくするとやっぱり泣いたりお話するお子さんもいましたけど、最初っからわかっていたことですしそういうのをバックに演奏を聴くのも悪くありませんね（笑）。
全体と通して小笠原さんと高橋さんがトークを交えながらの進行でしたが、
お二人とも歌のお姉さんならぬ楽器のお姉さん、とような感じでしたね。
また、休憩時間に入るときも「授乳室」の案内があったのも始めての経験です（笑）。
後半は「お楽しみコーナー」ということで、ジブリだったりディズニーの曲から数曲。
「この曲知ってる～」という問いかけに対して「知らない！！」と即座に返事が返ってきたりするのも、子供ならではの素直な反応で楽しいですね。
お楽しみコーナーのあとは小笠原さん、高橋さんがそれぞれソロを演奏して、、、そしてアンコールで終了となりましたが、こういった演奏会が開催されるのは、やっぱり普段はなかなか演奏会に来れない子育て中の皆さんにとってもとてもありがたいことでしょうし、またお子さんたちにとってもとても素敵な記憶になるんなんだろうな～、と思いました。
なんだかほのぼの素敵な演奏会でした。
（音楽文化会館 練習室13 1000円）
公演中も写真ＯＫとのことでしたので何枚か。
小さいお子さんも含めてお客さんはたくさんでした。
