メディアシップの4週連続のコンサート企画第2弾、
笠原恒則さん、飯田万里子さん
による2台チェンバロの公演です。
このお二人の公演といえば、4月の公演でもありましたけど、
バロック、クラシックといったチェンバロの王道のレパートリーだけでなく、
アニメやヘビメタ、みんなの歌まで非常に幅広い【芸】をもっていますから、
その辺も見せてもらいたいな~、と期待していました。
開演30分前くらいに会場に到着すると、
まだちょいと座席に余裕があったので、
前から2列目をキープしたのですが、
開演直前にはいっぱいになって、
ちょうど席を探していたお客さんがいらっしゃったので、
私は写真もちょいと撮りたいな、と思っていたので、
座席を譲って立ち見に。
笠原さん曲説明で演奏スタート。
王道のバロック、クラシックより。
中でも、アラベスクをお二人の連弾で弾いたときには、
じっくり観てください、ということで、
観客さんをチェンバロのすぐ周りに来てもらっての演奏。
さらには、そのまま演奏後には楽器の説明と、
チェンバロになじみのないお客さまにも親しみやすい趣向です。
※そういう私も初めてチェンバロを聴いてから
まだ3年も経っていないのですけど。
その後も、王道の曲が続き、笠原さんが
最後の曲ということで、バッハの曲を紹介したときには、
「あ~、今日はヘビメタとかそういう曲はなしか」
とちょいとがっかりしつつ、
でも、アンコールでやるかな?と期待しつつ、
バッハの曲を楽しみ、
当然のように鳴り止まない拍手でアンコールが求められ、
そこで
パッヘルベルのカノンに、同じコード進行の別の曲(少年時代とか)
を組み合わせ演奏する、という演奏が行われました。
個人的には、やっぱりこういうちょっと遊びが入った演奏を
ぜひやって欲しかったので「よっしゃ~」という感じです。
で、この演奏が終わってもさらにアンコールを求める拍手がなりやまず、
ロスタイムですが、ということで
プリンセスプリンセスの「ダイアモンド」が演奏されました。
この曲は4月の公演でも演奏されており、
また聴きたいと思っていて、本公演でも「ぜひ」と期待していたので、
非常にうれしかったです。
でも、バロックなどの王道の曲の演奏だけでなく、
楽器の説明とか、トークの確かさ、また、ちょっとした趣向を凝らした
演奏と、笠原さんと飯田さんのよさが出たコンサートだったと思います。
(メディアシップ 20Fそらの広場 無料)
開演前の調整中
開演
チェンバロの楽器説明中