弦楽四重奏:イントゥラーダさん(2011年度室内楽部門)
ハープ:ニーナ・クプリヤノワさん(2012年度ハープ部門)
マリンバ:ウラジミール・テレホフさん(2012年度パーカッション部門)
それぞれロシアの音楽コンクールでそれぞれの部門で、
最高位を獲得されたみなさんの演奏会です。
開場時間ちょっと前に能楽堂に到着すると、
なかなかの行列。
出演もロシアのコンクールの優勝者だし、
事前申し込みが必要とはいえ、無料だし、
なかなかの注目度です。
まず、前半が
イントゥラーダさん、クプリヤノワさん、テレホフさん
それぞれのソロ。
当然ですが、お見事です。
能楽堂という場所的に若干小さめな音の響きがちょいと弱いかな、
と思わないところもなくはありませんが、
よかったですね。
個人的には特にマリンバのテレホフさんが面白かったです。
マリンバの板の端の部分を、バチの頭の部分ではなく棒の部分で
たたく奏法なんて始めてみました。
でも、本当にマリンバを魅せるための曲だな、という思いました。
また、ハープもじっくり聴くことなんてなかなかありませんし、
場所も近かったので、ペダルを踏んでいる様子も見れたりしました。
後半は、ソロとアンサンブルを交互に行うという趣向。
マリンバソロ、
マリンバ+ハープ
ハープソロ
ハープ+弦楽四重奏
弦楽四重奏
となっており、
さまざまな構成で聴くことができたのも楽しかったです。
全ロシア優勝というと結構、恐れ多いですが、
もともとのコンクールが才能ある若手の発掘を目的にしているようで、
みなさん非常にお若いです。
また聴ける機会(ラフォルジュルネとか?)が、
あるのを楽しみにしたいと思います。
、、、それにしても、弦楽四重奏のファーストヴァイオリンの女性、
おそらくヒールを履いてはいたんでしょうけど、
かなり長身でいらっしゃいましたね。
やっぱり演奏する姿とかも迫力がありますね。
(りゅ~とぴあ 能楽堂 無料:ただし事前申し込み)