国立音楽大学の演奏会後、
ちょっと時間をつぶしてからりゅ~とぴあへ移動。
マリンバ 池田香夏子さん
カホンおよびマリンバ 齋尾綾さん
ピアノ 小林浩子さん
による、演奏会です。
上記皆さんは、新潟中央高校を卒業して、現在は東京の大学で音楽の
勉強を継続中ということらしいです。
個人的にはマリンバが2台というのがなかなか珍しいかな、と
興味がありました。
前半は、
・ピアノ+マリンバ
・マリンバ二重奏
・ピアノソロ
という構成。少し緊張があったのか、固い部分もあったように
聞こえましたが、マリンバの独特のあのどこか遠くまで響くような音色
が素敵でした。特にマリンバ二重奏の「ブンガワン・ソロ」は良かった。
また、ピアノソロはシューマンの幻想小曲集でしたが、
感情のこもったとても良い演奏だったと思います。
ただ、今日のメインイベントはこれではなかった(笑)。
後半は正直、カホン(というか齋尾さん)、の独壇場といっても
良いのではないでしょうか。
プログラムに「→Pia-no-Jac←」とあるところから、
ちょいと演出に期待していたところもあるのですが、
あそこまでとは思いませんでした。
齋尾さんがベートーベンのコスプレをして登場。
ちょっとした振り(というか寸劇?)も交えながら、
カホンを演奏していきます。
なかなかクラシックでカホンというのはないとは思うのですが、
いい音を鳴らしますね。こんなコミカルな演出でくるとは、
全然予想していませんでした(笑)。
もちろん、演出は面白いですが音はしっかりしているし、
とても楽しいものでした。
ピアノの小林さんのトークその他が最後まで、
きわめて冷静で真面目だったのと対比も良かった(笑)です。
どちらかというと、普通の演奏会(?)よりも、
ジャズストリートとかちょっと砕けた感じの演奏会では、
もっと盛り上がるかもしれませんね。
今回はちょっと意表を突かれすぎました(笑)。
こちらも今後のご活躍を期待しています。
(りゅ~とぴあ スタジオA 無料)