私はドラクエ2のワンコ姫派ですが、某ディレクターは4のおてんば姫だとか言ってたところ、H田くんが横から「ドラクエ3でパーティー全員女の子にして、ホイミスライムや痺れクラゲに襲われて触手にからめとられるシチュエーションが最高ですよ」とか言い出したので思わずどん引きしました。
それはさておき、日本のRPGにおける王道といえばお姫様を助けるお話ですよね。
ということで、大人気のPCゲーム『魔王と踊れ!2』を原作にした、邪教の集団に国を奪われたお姫様を助ける幼なじみの騎士の正当派、剣と魔法の本格ファンタジー小説がついに登場です。
『魔王と踊れ!- 白翼の姫-1』
以前に出ていた『魔王と踊れ! Legend of the Lord of Lords 』と同じ世界観で共通するキャラもいますが、一から始まる新シリーズです。
■あらすじ
美しい湖と豊かな森林に恵まれ、賢明な女王により統治された小国「リブファール」の平和な日々は、欲望に忠実であらんとする新興「プレーマ教団」の叛乱に より脆くも崩れ去った。
間一髪で難を逃れた騎士ソロンは、幼なじみにしてリブファールの王女マリー・グノーブルを連れ、助けを求めるため隣国への脱出を図る。
■主な登場人物
ソロン・アンジューリブファールの前騎士団長テルゼンの息子にして、王女マリーの幼なじみ。
剣の素質があるのは確かだが、なぜか修練をサボッてばかりで騎士団の中での評判は良くない。
ある事件でマリーを危険にさらしてしまったことから改心し、此度の王国の窮地に際しては意外な行動力を発揮する。
マリー・グルノーブルリブファール王国の王女。ちょっと勝ち気で元気なおてんば娘。
神官修行のためしばらく国を離れていたが、兄王子の突然の事故死を知り、その葬儀のために一時帰国している。
ソロンとは幼なじみで気のおけない間柄。甘い物に目がない。
フランクソロンと同じくリブファール王国に仕える若き騎士。その剣の腕前と誠実さから将来を嘱望されており、修練を積もうともしないサボリ魔のソロンに苛立ちを覚えている。
ファータエルフの魔術師。リブファールに隠れ住む伝説の魔女に弟子入りしようとやってきたのだが、ひょんなことからソロンたちと出会い、協力することに。
クリン凄腕のトレジャーハンター。ある遺跡での騒動でソロンたちと知り合い一緒に旅することに。
仲間内では「疾風のクリン」との呼び名で知られており、ウィッカ・アムリタという凄腕のライバルと日々、世界各地の遺跡で熾烈な争奪戦を繰り広げている。
ちなみに本作のイラストは予定していたかたが体調を崩されたこともあり、『あまがみエメンタール』などでおなじみの鍋島テツヒロさん。
本作は冒険の前半戦ですので、ここから始まる壮大な物語をお楽しみください。
それにしても、私はなんでこんな時間に編集部ブログを更新しているんだろうという、不思議な状態でございます(T澤)