前回からの続き・・・・第8話


「会社クビになっちゃいます・・・!」


小職の営業スタイルは直球勝負の猪突猛進型である。企業側には良いも悪いもづけづけ言ってしまう。


会社側に訪問し、社長と面談した。


小職は開口一番

「主幹事を拝命して頂けるのなら、すべての条件をのみます。」

社長「どういうこと?」

小職「コンサルティングフィーも○○証券と同額でいいですし、資本政策も、VC比率が高いことを社長が理解して頂いているので、社長の考えに沿った形で提案させて頂きます!それと弊社の社長との面談はOKです。」

社長は一瞬たじろぎ

「えっ、御社の社長と面談できるの?」

小職「はい!社内の調整してきました。」


社長はしばらく考えていた。まさかこんなに迅速に対応できると思わなかったのだろう!ただ、小職の熱意を理解してくれて、こう言った。


「会長である上場会社の社長他役員と協議するので、社内で調整するので、しばらく時間が欲しい!」

小職は、主幹事獲得の可能性を感じ、いっきに畳み込みにいった。

「いや、ダメです。迅速に対応してください!弊社も社長との面談をネゴしてきたのだから、社長も他の役員に、早急に説得して下さい!申し訳ありませんが、いくら成長するとはいえ、足元の業績数値をもって(当時、実績で売上2億円)、弊社の社長と面談する訳ですから!それと、弊社の社長との面談は主幹事確定前提でお願いします。」


社長「わかった!すぐ対応する。」


今度は社長が受けてとなって、各役員に根回ししなければ、いけなくなった。たぶん90%程度は○○証券に主幹事が決定しかけていたのだろう。

小職は、この銘柄が主幹事として、上場できれば証券の支店で汗水ながして、苦労している営業マンたちに、いいIPO銘柄として、供給できると確信していた。でなければ、あきらめていただあろう。

何事もあきらめたら終わりである。


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続く・・・・こうご期待!!!