Part2→初回
「出会い!」
2000年の楽天上場後に、あるベンチャーキャピタリストの出会いで始まったIPO劇場!
今回は、小職の失敗ケースのお話である。
2000年、某D証券のIT系企業の上場が続々とIPOしてきた。ラ○ブドア、サイバー○ージェント、楽○etc!
小職が在職している証券会社と某D証券との会社のブランドでは負けるが、一証券マンあるいは、一企業部マンとしては、負けたくないという気持ちで、日々の仕事に精進していた時代であった。
証券会社のリアルヒューマンネットワークからこの物語が、始まった!
ある日、公開引受部の先輩から、今度VCを立ち上げた面々と知り合いなので、同席して欲しいと依頼される。
面談日時に、先輩と浅草のあるマンションの一室に訪問した。
すると、リードVCの社長とある比較サイトを立ち上げた社長と面談した。会社概要聞いてビックリ・・・つい最近までは、有限会社だったのが、そのVCに増資してもらって、ようやく株式会社になったばかりで従業員も実質5名の会社であった。
正直、えっ、本当に上場目指すの????というのが第一印象であった。むしろ、今後VCからの紹介ルートを育てていこうと思った。
せっかく紹介をもらったので、2度目の訪問は1人で行った。
2度目の訪問の時に驚きともしかしたら化ける予感が働いた。
2度目の訪問は朝10時に伺ったときである。何と社長が泊まって、「おはよう、ちょっと待って!」と待たされながら、社長の歯磨きの音が聞こえてくる!その後、面談が始まった!
自分はサラリーマンだったので、主幹事を何社獲得するかが、1つの評価ポイントであったため、いきなり「当社で主幹事をさせて欲しい!」と直球で話をした。
社長は、IPOするしないというより、その会社のビッジョンとと業界動向の話をされ、同業種のヤフーや楽天というメディアに立ち向かう、熱い想いを語ってくれた!
小職は、社長が発したあるキーワードが、「これは行ける!」と感じた。
「ヤフーや楽天はある種デマートメント型のサイト運営会社で、当社はエンドユーザーに商品のナイスプライスを提示していく会社であり、上記の2社と違って、ブティック型のサイト運営会社である!」と説明してくれた。
営利企業というより、メディアとしてユーザーに支持されたいという想いである。
社長の日々の行動は、日中は電気街を飛び回り、夜は各種電気製品の値段をサイトにアップしていた。
この社長も小職より年下であったが、何か不思議に魅かれて行った!
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続く・・・・こうご期待!

