本年も残すところ一日となりました。

 

コロナに世界中が振り回され、個々の生活を見直す良い機会ともなりましたが、皆様はお元気でお過ごしでしょうか?

 

感染者の数が増え、それに伴い重症者の数も増え、医療従事者の負担が限界に達した状況で新年を迎える事になり、とても残念です。

 

医療従事者の方々は感染者や重症化した方達の治療に奮闘され、心身ともに限界であるにも関わらず日夜奮闘され、治療に当たって下さっております。

医療従事者の方々には感謝しかありません。

 

私たち一人一人が、感染せぬ様、心掛け、日々を過ごす事で今の状況を少しでも良い方向へ変える努力をして行きたいものです。

 

コロナパンデミックの影響で当会の活動にも大きな変化がありました。

4月のボスニア訪問中止! 現地でのコンクールも文化交流も出来ませんでした。

文化交流として、ボスニアでは初となる「かっぽれ」を予定していましたが・・・・

 

多くの方々のご協力により、「平和への道・桜プロジェクト」も完成し、ボスニアでもコロナに負けず美しく咲いて くれたようです。

10年に亘り桜の管理指導を担当して下さった造園専門家の 鈴木榮氏と桜プロジェクトの植栽地を回る計画も中止せざるを得ず、とても残念。

  

幸い、回顧展として2014年から2019年までの入賞作品と

2002年から始めた桜プロジェクトのハイライト年を3か所で展示出来た事は攻めてもの救い。何とか次のステップに繋げて行けました。

 

嬉しい事に目黒区役所の回顧展開催中に赴任前で日本にいらした伊藤大使(在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本大使館)がお越し下さり、展示の内容を直にご覧頂き、写真と共にご説明出来た事はとても嬉しい事でした。

 

また、日本文化を紹介する一環としてご協力頂いています「目黒エコプラザ」の古着を使って「吊るし雛」を作るグループよりる吊るし雛などを寄贈して頂いています。今年は教室の活動も自粛で浜田先生がお作りになった「縁起もの」の白いフクロウを「ボスニアのお土産に」と吊り雛にされる桜もご一緒に頂きましたので、ご覧下さい。

 

縁起物の白フクロウの様に、くる年がコロナの収束を迎え、世界中の人々が健やかに、慎ましく過ごす事が出来、自由に往来できる事を心から願っています。

 

皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。 

そして、またご一緒に活動が出来ます様、心から願っております。