7月28日から29日にかけ、石巻を訪問しました。
 
三陸道を自動車で南下し、南三陸町の防災センター付近を通りましたが3年前に訪問した時とは
周りの景色が一変。
 
国の規定に沿って高い堤防が盛り土で築かれ、山側は高く嵩上げされており、
「これが海に面した町?」と思う程。
津波が来襲した方角さえ分かりません。
防災センターがスッポリと周りを囲まれた風景に変わっていました。
 
途中、南三陸のホテルで一息。
仙台とホテルの間を送迎しているそうで夏休みになり家族連れで賑わっていました。
オーシャンビューがとても素敵なレストラン・カフェで休んでいると獲付けされたカモメが
窓越しに人の顔を眺め、微笑ましい情景です。
 
石巻では偶然にも東京から気仙沼まで同じ車両に乗っていた議員さん御一行と遭遇。
あちらは勿論、私など知りませんが・・・ 被災地の視察でも・・・
 
石巻復興祈念公園の建設に市と共に植林活動をされている「NPOこころの森」さんの活動
拠点であるハウスの移転日で移転の様子を拝見しました。
 
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看板の裏に太陽光発電。モーターを回し地下水を汲み上げ苗木に水やりの計画でしたが
塩分が多くて使用出来ません。
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看板の横には震災の祈念碑と花壇が設けられています。
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移転先は南浜町一体。山手には津波で火事になった門脇小学校があります。
右手隣には日本製紙があります。日本製紙も被災しましたがいち早く再建され、稼働しています。
 
既に、作業中。
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骨組みがほぼ完成
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メンバーの方々が種から撒き育てられた苗木です
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山桜もありました!
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覆いを掛け、苗木を中に移動させました。私も苗木移動をお手伝い。
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終了後、雑談? こころの森のスタッフの方々。 お疲れさまでした!
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お疲れ様でした!
 
その後、皆さんと会食しながら桜の寄贈や今後の方針につてお尋ねしました。
 
このハウスでの公園が完成するまで養生するとの事ですがポット植えでは無い
ので・・・技術を要する所です。
 
2万本の木を公園内に植樹するので桜を3年間にわたり、寄贈して欲しいとの事
でした。寄贈は可能ですが、管理方法等を協議する必要を感じました。
 
今回、お会いした方々は
こころの森  古藤野靖さん、
いしのまき 環境ネット  斎藤義樹さん、川村久美さん
石巻花卉園芸      立花善夫さん
ブレーメン         寳鈴子さん
当会の石巻調整員   安竹喜美江さん
 
皆さん、復興祈念公園建設の為に力を合わせて活動をされています。