2月11日、東北新幹線二戸駅に降りると肌を刺す空気の冷たさに「ここは東北」と感じる
今日は明日12日野田村役場を10時に訪問するために久慈まで行く事になりました。
二戸~久慈間の国道の両脇は除雪された雪の壁が出来、田畑や山は白一色でした。
久慈で桜の調整をやって下さる会田さんと合流。 夜は久慈市内にある「古墳の湯」
に入りに車で出かけました。1階は銭湯の様な雰囲気の所ですが宿泊施設もあり
16名は宿泊可能との事です。
12日10時 野田村役場を訪問

この3本の桜も 今年の春にえぼし荘の桜と共に仮植えの場所へ移植されるそうです
小田村長と面談。桜並木について説明がありました。
「堤防に沿って作られる公園には一種類の桜で並木を作り、この並木から
街中に続く桜並木を作って行きたい。」との事でした。
桜が一杯の野田村になると嬉しいですね。
次ぎに野田村役場・復興むらつくり推進課を訪問しました。
同課の街並み再生班の公園担当技術者の方々とお会いし、お話を伺いました。
技師の對馬敬史氏から村の計画が説明されました
「第一堤防沿いに新しく公園を作り311本の桜(合計)を植える。桜は役場が中心となり、
今春から神代曙(2年生)を仮植えして育て管理する。公園開設の平成28年春に仮植えし ておいた桜を村民など地域の人と協力して本植えたい。 公園に植樹後は皆と協力をして
育て行きたい」との事でした。
このプロジェクトにはイピル・イピルの会が1周年祈念式典でご招待した青森の樹木医・斎藤氏が技術アドバイザーとして担当されているそうです。「苗木到着次第、青森から駆け付け対応します」とのお話でした。
当初は公園に植える桜は復興資金で賄われるようなお話でしたので、平成24年3月に311本の寄贈を申し、既に61本を植えているので残りも当会から寄贈したい旨をお伝えしました。
「当会は被災地の方々の一日も早い心の安らぎと復興がなされるように多くの方から苗木代
として寄付を頂いている事。皆さんへの気持ちを届ける事が責務である事」をお話しました。
また、当会からは仮植え時のボランティア参加、更に平成28年春の公園開設式での本植え時の参加を申し出ました。作業をする計画が決まり次第ご連絡を頂くようにお願いしておきました。

面談後、復興むらつくり推進課・街並み再生班の方々と
日々、奮闘され街並み作りに頑張っておられる様子。「桜一杯の美しい村・野田」の為に頑張って下さい。
その後、昨年の3月30日に桜を植えた「だらすこ工房」へ
皆さんお元気でした。いろいろな方の訪問やメディアに取り上げられ、大忙しとの事でした。

植えた桜の写真を撮り忘れました! (済みません)
この後、だらすこ工房さんが自分たちの桜から1本、野田村保育所の記念碑脇に移植して下さった桜を訊ねました。土壌が良くとても元気に育っていました。
野田村へ仮植え、公園の開設式本植えに参加できると嬉しいですね。