猛暑が続いたかと思うと涼しい日や大雨が降ったり、目まぐるしい変化の毎日。
被災地の桜はどうなっているのでしょうか? 心配しながら7月23日と24日野田村、
普代村、田野畑村、岩泉町と廻って来ました。
新幹線で二戸へ。 JRバスに乗り継ぎ、乗る事1時間15分。
二戸を出てすぐに車窓をみていると・・「アレッ? アジサイが咲いている!東京よりも1か月
遅いんだな~あ」と思いつつ、山の斜面一杯に咲く、濃い色の青いアジサイを楽しみながら
久慈に到着。 現地調整員の会田さんと待ち合わせて野田村へ。
野田村役場
最初に役場を訪問。
震災1周年祈念で植えた桜も元気に成長していました。

総務課の小谷地課長と面談
9月15日の「目黒さんま祭」出店についてお話をいたしました。
現在、野田村はNHKの「あまちゃん」ブームで観光客が増え、特産の「のだ塩」の製造が追いつかず
出店を断念するとの回答でした。
「さんま祭」への不参加は残念ですが野田村へ訪問客が増えた事は大変嬉しい事です。
その後、だらすこ工房を訪問
思ったよりも深植えのためか期待したほどの成長はしておりませんでした。その為に浅く植え直しをお願い
して来ました。
だらすこ工房の皆さんの心籠った手作りプレートの傍で元気に成長

3月31日に記念植樹した花笠
運よく、責任者の大沢さんがいらしたのでお話をすることができました。
目黒のさんま祭りにはだらすこ工房と被災者で作ったグループが手創り品を出店したいとの事。
お願いをしました。
次に、苫屋さんへ
神奈川県から学童保育の生徒17名が体験学習でお泊りするそうでお忙し中でのお話となりました。
やがてバスで到着。学童保育の責任者の方が野田村出身の方で実現したそうです。

野田保育所
3月にお願いしておいた「野田村保育所」への桜植樹。その後の様子を見にいきました
園庭に植えるとの事でしたが、訪問してみると再建された園舎の記念碑の隣に植えてあり
それは見事に成長していました。

えぼし荘
ここは概ね順調に成長しています。

会田さんが鎌で桜の廻りのお生い茂った草を刈り取って下さっていました。
いつもお仕事の帰り道に植栽地を見ては、桜を気遣って下さり、春以降は草刈りをして下さっています。
ありがたいですね。 きっとこの気持ちが桜にも通じると思います。
ここは間引きが必要になります。間引きした桜は隣村の普代グリーンロードの枯れた桜の所に補てんして
頂くように話しが纏まりました。後日、両役場で話し合いの上、実施されます。
23日の予定はこれで終了です。