こんにちは〜流れ星


最近はK-POPや愛の不時着など日本で韓国の文化が人気ですね。


私が主人と出会ったのは1997年。


出会ってすぐに韓国は通貨危機で国が破綻の危機に。


大手銀行が次々に倒産してしまう事態に。



その翌年の1998年に当時の金大中大統領が長年韓国で禁じられていた日本の文化を解放し、日本の文化2002年の日韓ワールドカップで永遠のライバルと言われた日本と韓国の共同開催。



そして冬ソナの圧倒的な人気で韓流ブームが起こります。



私が結婚したのは丁度その年。



1997年の韓国と言えばよく分からない国で私が韓国と言って知っているのはチョー・ヨンピルの「釜山港に帰れ」や桂銀淑にキム・ヨンジャが精一杯。



日本で活動している韓国人歌手が居たので、日本文化が禁止されているとは思いもしていませんでした。



私が学生の頃は安・近・短というフレーズで安くて近くて短時間でいけるとして韓国エステが大人気。



でも、その昔は韓国旅行と言うとキーセンツアーと言って、男性が女性と遊ぶために行く先というイメージだったんです。



当時の韓国人を見ると、男性はみんな身体つきは筋肉質で見た目も硬いイメージでファッションもダサく、とても今のアイドルのようなカッコいい感じではありませんでした。



女性は濃い化粧にストレートのロングヘアでキリッとした美人が多いイメージ。



日韓は近くて遠い国。



まだまだそんな感じの頃、結婚しました。



私は結婚するにあたり、母親の反対が強く親族会議まで開かれ、結婚までに6年を要しました。



ところが、結婚して早々に韓流ブーム。



世間の雰囲気がガラリと変わります。



ヨン様ブーム。



韓国人男性のイメージがグンとアップアップアップアップ



娘が韓国人と結婚した事を周囲に隠していた母の気持ちも少しは軟化しました。



一方韓国はと言うと、日本人が思うよりみんな日本のことを良く知っています。



若い人は高校で第二言語として日本語を選択する人も多く、日本語がわかる人も多く日本人とわかると親切にしてくれました。



逆に植民地時代を過ごしたお年寄りは日本語で教育を受けたにも関わらず、日本語で話しかけてくれないと言う事が有りました。



多分、プライドが許さなかったのかな。。2度と話すもんか!と言うのがあったのか。。



主人の祖母も日本語が話せるのに一切話しませんでした。



義両親は日本語が話せませんが、義両親の兄弟や主人の従姉妹などは日本と仕事をしたり日本語が話せたので、韓国語が話せない私はとても助かりました。



韓国人と結婚するのに韓国に対する知識が全くなく、実感も得られ無いまま結婚した為よかった事もあれば、ちゃんと勉強しておく方が良いかな?と、思う時が有ります。



似ていて異なる国。



見た目的に変わらないので同じような感覚を持ってしまいがちですが、絶対的に外国ですから違います。



日本の感覚で韓国を見ると韓国人が見てる景色を見る事は出来ません。



背景を知り理解し、お互い譲歩する。



それがなければ結婚生活は続けられません。



お互いに合わせるなんて事無理です。



結婚数年間は可能でしょう。でも、結婚生活は5年で終わりません。


一歩引いて問題を空中に浮かせてスルーする。
徹底応戦しない事。



例えば、歴史問題が出たときなど、愛国心が強くなくても、日本人として絶対に譲歩できない部分が出てくる事が有ります。



そんな時はお互いが突き詰めて答えを出す必要が無いのです。


相手の言い分で認められるところだけ認めれば良いし、自分の意見ははっきり伝える。


相手の反論は聞き流せばいいのです。


なぜなら、解決できる問題では無いから。議論しても意味がないし、その事で喧嘩するのも意味がない。


なので、結婚するときに政治的なことやし歴史的な事は話さない。と言う取り決めをしました。


子供が出来たら、子供が困惑するので。


国際結婚するということはどの国でもそうですが、相手の国に対するリスペクトが絶対に必要です。


相手も同じ。



国際結婚は文化体験ではないので、韓国という国の文化を良く知ってから結婚しなければ逃げたくなることいっぱいだと思います。



私の知っている人の中にも多数離婚もしくは旦那を連れて日本に帰ってしまった人がいます。



愛だけで乗り越えられない文化の壁や宗教の壁と言うのも有るし、今は随分良くなりましたが、まだまだ変わらない部分が有るので、ご注意を。








流れ星最後までご覧いただきありがとうございました。