【書評】『21世紀アメリカの喜劇人』長谷川町蔵著 新潮流楽しむ最良のガイドレンタルビデオ店の棚に、投げやりな邦題をつけられたアメリカ映画が並びはじめたのは、2000年頃のことだった。ちょうどVHSからDVDへの移行期にあり、映画館で公開されることなく即ソフト化されるため、それらの作品は“DVDスルー”と呼ばれることになる。 そのころ私がたまたま借りて観(み)たのが『ズーランダー』というコメディーだった,エルメス。どうせくだらないんだろうな、くらいの気持ちで再生したのを覚えている,フェンディ。「アメリカの笑いは大味で、日本のお笑いに比べるとベタ」という先入観があったのだ,ダウン ベスト レディース。ところがあまりの面白さ、完成度の高さに度肝を抜かれ、以降は「本当に面白い映画に限ってDVDスルーになっている」という認識に改まっていった。 しかし、存在が軽視されがちなDVDスルー映画は、まともに紹介される機会がほとんどなかった,モンクレール メンズ。そんな中、幅広いライター活動をしていた著者がネットで発信する映画レビューやハリウッドの新しい潮流を追った文章は、若い映画ファンにとって、代わりの利かない貴重な情報源であった。その著者が本書では、題名の通りミレニアム以降に台頭したアメリカのコメディアンたちの活躍を網羅する。DVDの海を楽しく航海するための最良のガイドであるとともに、日本ではまだ誰も書いていないジャンルを総括した、最新の映画批評本だ。<,グッチトートバッグ; 前のページ12次のページ >