京都で「りぼん展」開幕(京都 VSOPも)、大人はグッズ売場に一直線!? /議員や関係者招き追悼式 京アニ、11月2日
1990年代を代表する少女マンガが集結する『特別展 りぼん』が、「京都高島屋」(京都市下京区)で10月30日にスタート。初日は展示よりも先に、グッズに行列ができるという異例な幕開けとなった。
最高発行部数255万冊を誇る少女マンガ雑誌「りぼん」の黄金時代から11作家16作品の原画やふろくなどを紹介する同展。当時のふろくを復刻したノートや、人気のシーンの文房具・アクセなどのグッズ会場が東京では人気を集めたため、行列緩和のため特設ショップの入場口を別途設置したという。
開店から約3分も経たずして、入場規制となった同ショップ。『ときめきトゥナイト』(池野 恋)、『ママレード・ボーイ』(吉住 渉)が好きという京都市の30代女性2人組は、「事前に調べていてグッズが人気と聞き、気に入ったものは買いたいと思います」と長蛇の列に並んでいた。
会場では、作家が当時の思い出について綴ったひと言メモや描き下ろしイラスト、『有閑倶楽部』の一条ゆかり先生が誕生秘話を語った映像なども見どころ。30、40代の女性が「懐かしい」「このシーンが一番面白かった」と少女時代にタイムスリップして漫画の世界を噛みしめていた。場内は撮影可能(フラッシュ・三脚不可)。期間は11月10日まで。入場料は一般1000円ほか。
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人気マンガ雑誌「りぼん」特別展
乙女のバイブルとして親しまれ続けて60年余り人気少女マンガ雑誌「りぼん」の特別展が、きょうから京都市下京区の京都高島屋で始まりました。1955年に創刊した「りぼん」は、発行部数255万部を記録するなど少女マンガ雑誌では史上最高発行部数を誇る人気マンガ雑誌で、会場には、マンガ家小花美穂さんの作品「こどものおもちゃ」やアニメや映画にもなった吉住渉さんの作品「ママレード・ボーイ」など90年代を中心に掲載された16作品に焦点を絞り、およそ120点の原画や付録などが展示されています。今や国民的アニメ作品となったさくらももこさんの「ちびまる子ちゃん」の原画も間近で見ることができます。開催初日のきょうは、多くのファンが詰めかけて、原画を写真におさめるなど「りぼん」の世界に浸っていました。この特別展は、来月10日まで開かれています。
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議員や関係者招き追悼式 京アニ、11月2日
京都アニメーションは30日、放火殺人事件の犠牲者を追悼するため、国会議員や業界関係者らを招いて「お別れ そして 志を繋ぐ式」を11月2日に京都市勧業館「みやこめっせ」(同市左京区)で行うと明らかにした。
代理人弁護士によると、式では八田英明社長が事件後の経緯や現状を報告し、謝辞を述べる。その後、京都府知事や京都市長らが献花する。京都府選出の国会議員のほか、遺族の了解を得たり、葬儀が終わったりするまでは実名を公表しないよう菅義偉官房長官に申し入れた「マンガ・アニメ・ゲームに関する議員連盟」のメンバーも出席する予定。
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