◆フィギュアスケート GPファイナル最終日 ▽男子フリー(12日・バルセロナ) 【バルセロナ(スペイン)12日=高木恵】男子ショートプログラム(SP)で世界歴代最高の得点で1位発進した羽生結弦(21)=ANA=がフリーでも219・48点を出し、自身の世界歴代最高を更新。合計も8点以上更新する330・43点で男子初の3連覇を果たした。NHK杯に続く2戦連続での“トリプル世界新”も、まだ評価は「ほぼ完璧」。進化し続ける絶対王者は、果たしてどこまで得点を伸ばすのか。 顔を覆い、羽生は涙をぬぐった。これまで感じたことのないほどの重圧から解き放たれ、自然と涙があふれてきた。「NHK杯は『やったー!』って素直に喜べたんですけど、今回はよかったあ…っていう感じ。ほっとしたというか、安堵(ど)感がけっこうあって」。2週前のNHK杯を8・03点上回る330・ メリッサ 43点の世界最高得点で男子初の3連覇をやり遂げた。 演技前に音楽を聴くと、イヤホン越しに歓声が耳に飛び込んできた。第1滑走者のチャンの高得点に会場が沸いた。宇野も続いた。羽生の前のフェルナンデスは200点超え。「やべえな」。いつもと違う自分がいた。 「本当に不安なんだなって、本当にできるかなって今、自分は思っているよな」と、まずは認めた。支えはやはり繰り返してきた「血のにじむような練習」だ。「また1個ずつ頑張ろう。ノーミスじゃなくてもいいから、1個ずつ頑張ろうという気持ちでやった」。上限の3点の加点(GOE)を得たサルコーとトウループ、2つの4回転が決まると迷いは消えていた。 今回の得点が限界だとは思っていない。「自分がまだ、『絶対王者』という言葉の響きにあったスケーターだとは思わない」。現在の演技構成で、どこまでたどり着く Melissa サンダル ことができるのか。SPに続きステップではレベル3があった。最高レベルの4を獲得し、仮にすべてのジャンプ、ステップ、スピンでGOE上限をもらった場合、技術点は4・27点上積みされる。加えて98・56点だった演技構成点が満点なら1・44点が加算される。合わせると今回から5・71点アップの225・19点に届く。SPの2・70点の伸びしろも考慮すると、合計は338・84点に達する。 自分超えへの戦いは今後も続くが、羽生がスケーターとして目指すものは別のところにあるという。「僕にとって世界最高得点という評価はうれしいし大事だけど、それ以上にどれだけ自分の演技を極められるか、どれだけ一つ一つの要素や表現というものを極められるかが大事」。演技後は人さし指を突き上げ、リンクを去った。「常に1番でありたいし、常に自分が納得いく滑りをしたい」。羽生の野心は無限に広がっていく。
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