WHOがパンデミック宣言を出したと言って、又、日本のマスコミが騒いでますが、前回、新型インフルエンザの時に出された時は皆さん如何でした?
この様な状況でしたか?
実は数字を見ると、2009年4月にメキシコで初感染者が見つかって、7月までの数で国内の感染者は1,790人、死亡者は25人です。
しかし、これだけの数字が出ている時期にも特に大騒ぎせず、粛々と生活しているうちに騒ぎは収まりましたよね。
もちろん、終息した訳では無く、共存するところへ収まった訳です。
数字を見ると未だ今回の方が遥かに少ないのに、何故これだけ騒ぐのか?
明らかにマスコミと政府のミスリードですね。
まあ、前回の世界大戦の過程を見ると分からないでもないですね。あの時のマスコミ=大政翼賛会の元「欲しがりません勝つまでは」や「兵隊さんよありがとう」、「兵隊さんが戦ってるのに」と言う様な集団ヒステリー状態に追い込んでます。
勿論、これは日本だけじゃなかったのは歴史が示す通りです。
どの様な状況でも、集団の人間に大して有無を言わさず従わせる事に正しい事は無いと言うのは様々な歴史で証明されているのに、どうして人類は同じ過ちをするんでしょうね。
ウィルス等は人類が始まる前から長いこと存在している訳ですから「無くす」と言うのは人間の傲慢なんですよ。
ですから、感染しても酷くならない状態にする様な対策が取られて来た訳です。
それに対して、現在の日本は、感染そのものの数を限りなく0にしようと言う方向へ運ばれています。
何故?
今年オリンピックをやろうとている目論見があるからと言う話も聞かれますが、土台無理なものをやろうとしているので社会がおかしくなるのは当たり前です。
そもそも、感染が確認されていない状況で一斉に行動制限したとしても効果があると言うエビデンスが無い。と言う事を言われている専門家もいます。
特に、今回のコロナの場合はインフルエンザと異なり、感染しても悪化しないケースが多く見られる為、気が付かずに行動する感染者も多い様で、悪化する感染者が発生しないと分からない訳です。
プログラムの世界で「気が付かないバグはバグではない」と言われる事があります。
要するに、バグがあっても、動作に不具合が無ければバグでは無いと言う事で、今、日本は、この見つからないバグを探す為に、システムを止めてバグフィックスをやっている様なものですね。
実際の社会で、そういう事をするでしょうか?
通常は、見つかった時点で潰す。と言う事が取られますし、システム全体を止める影響の方が遥かに大きいと思います。
コロナの場合も、他のインフルエンザと同様、重症の発症者が出た時点で、死に至らない為の治療を行う事が出来る体制を採るのが最も最適だと思います。
勿論、それ以前に、感染を可能な限り少なくする為、学校であれば従来通りの方法で実績があった、学級閉鎖や学校閉鎖等の各校の個別対応はそのまま適用すれば良い訳ですし、感染が気になる人はマスクするなり何なりすれば良いだけです。
例えば、今、イタリアで感染が増えていますが、イタリアでは知らない人知ってる人に関わらずハグしたり頬にキスしたりする様ですが、そりゃ感染拡大しても不思議じゃないよね(笑)と思いました。
そもそも、西洋人は握手やハグする習慣がありますし、それも感染拡大の要因の一つですが、そう言う意味で、日本の頭を下げて挨拶をする習慣は感染症対策には良さそうですね。
要するに、各国の習慣や民族性、又、その国の中での地域性等がある訳ですが、それを一律で規制するのは難しいのに「外国からは日本の感染症対策は手緩いと言われている」と言って外国の顔色を伺うマスコミのコメンテーター等が居ます。
このコロナの発端と言われているコウモリを食べた事が原因と言うのも結局、食習慣の問題で、そう言う民族が居る限り、その手の感染症は無くならない訳で、じゃあ、そう言う習慣を持った人間を地球上から全て探し出して無くすのか?と言う話です。
既に書いた様に、コロナの場合、感染しても発症しない人が居ますので、市中感染でのマスコミが躍起になって紹介している「クラスター」等を探す事は全く意味がない事だと思います。
ちなみに「クラスター」と言う言葉も特にコロナに限った話では無く、感染症で感染する過程は全てその筈ですが、あたかもコロナだけがそう言う感染の仕方をする様な印象を受けます。これもマスコミのミスリードですね。
実際、感染している人の中で、大抵の場合は、何処で感染したか分からないケースが多い様で当然でしょうし、感染した場所が特定された場合、鬼の首を取った様に放送して、恐らくそこは営業停止、倒産でしょう。
早く、マスコミと政府が作り出した「集団ヒステリー」状態で消耗戦を続ける事に意味が無い事に早く気が付いて欲しいものです。
例えば、先日、この「自粛要請」の中、宝塚の公演が再開したところ
という様に叩く「ネット民」がうじゃうじゃ居た様です。
残念ながら、その声に負けたのか公演中止になってしまいました。
私は公演大賛成でした。
腰抜けの男どもを尻目に女性達良くやった!と思いましたよ。
戦時中にも、兵隊でも無いのに軍服の様な物を来て、隣組組織の中で、ちょっとでも個人を優先した行動や、やや派手な格好をすると「兵隊さんが外地で戦っているのに何だそれは!」的な事を言って回ってたオッサンが居たようですが、現代もそう言う連中は居る様ですね。
それも、顔が見えないTwitterの様なものがあるので、言いたい放題で、
「すみれの花咲く頃には阪急沿線はコロナで満開になるでしょう」
等、誰が上手いこと言えと言った!と言う様な糞の様な内容や
「屋外の野球やサッカーですら延期しているのに、屋内での観劇って考えられません。淑女の集まりがなぜ我慢できないのですか。小中高校生だって屋内の卒業式を我慢しているのに」
と言うのは先の大本営発表を信じて大政翼賛会の指示に従って「兵隊さんが外地で戦っているのに・・」と言う発想と同じ、正に「欲しがりません勝つまでは」ですね。
この人達は遊んでる訳では無く仕事です。そもそも、学校の卒業式を我慢すると言う意味の無いことをさせられている相手(政府)に対して不満を言うべきでしょう。相手を間違ってます。
戦後、日本人はしっかり目が覚めたと思いましたが、全くそうでは無かった様ですね。
昨日は東日本大震災から9年目で、チャリティコンサートが某ホテルで行われ、師匠が演奏をされました。
こちらも中止になるのか?と思いましたが、ホテル側は開催を選択した様です。
うっかり予定を入れてしまって行けませんでしたが、こう言う時期に、記念行事が続々中止となる中で、素晴らしいと思います。
ちみみに、私が所属している2つのオーケストラのうち、一つは大学の管轄下にあるオーケストラと言う事もあり、今月一杯練習中止となっていますが、もう一つは自主団体ですので、週末から練習再開と言う決定をした様です。
私はこちらも大賛成です。
全くいつになったら気がつくのか。。