吉野山の桜にキノコが寄生していることがわかった。

樹勢の衰えの目立つ奈良県・吉野山の桜について、
京都大などの「吉野山サクラ調査チーム」(団長・森本幸裕・京都大大学院教授)は6日、
同県吉野町 の吉野山ビジターセンターで調査報告会を開き、
中腹の「中千本」でキノコの一種、ナラタケモドキに寄生された桜が数多く見つかったことを明らかにした。

同チームは2008年度から3年間、

約1万本があるとされる中千本を中心に調査。その結果、

サンプル74本のうち22本が弱っていることが分かった。

その多くの根や幹に、菌が感染すると木の成長を阻害するとされるナラタケモドキが寄生していた。

森本団長は、寄生の拡大を防ぐには官民による保護活動が必要と主張。「次世代に吉野の桜を継承するには観光資源としてではなく、文化遺産ととらえて守っていきたい」と訴えた。

吉野山の桜は人工的に植林された桜じゃない山桜

淡い桜色に雪が舞い散る景色がずっと続きますように