「顔面輪郭専門」立体美容外科 -66ページ目

 

 

 

 

 

こんにちは!立体美容外科です飛び出すハート

 

 

 

 

 

最近、

「内視鏡で額リフトすると、

額がもっと広くなるのでは?」
「私は元々額が広いのですが、リフトではなく、

額自体を小さくする方法はありませんか?」

特に20~30代の若い方から、

2つ目の質問を非常によくいただきます。

そこで今回は、額リフトとはまったく異なるアプローチである、
額の縮小手術についてお話ししたいと思います上差しキラキラ

昔は額が広いと「黄飛紅」と言われましたが、
今でも額の広さに悩まれている方は多くいらっしゃいます赤ちゃん泣き

 

 

 

 

 

多くの方は額縮小術を単に

「額を狭くする手術」と考えがちです。

しかし、この手術の歴史を紐解くと、
非常に興味深く、

複雑な発展の過程を経てきたことがわかります。

 

額縮小術の定義を整理すると、
広い額の縦の長さを短くするために、
ヘアラインを前方に移動させる手術
のことです上差し

「ヘアラインを下げる手術」や

「外科的ヘアライン前進術」とも呼ばれます。

しかし、このような手術が最初から

現在の形だったわけではありません。
決してそうではありません。

 

 

 

髪の悩みは、人類の歴史と

同じくらい古い話です。

 

 

実は髪の悩みは、

人類の歴史と同じくらい古いものだと言えます。

古代エジプト、ローマ、ギリシャの時代から、

人々は脱毛を解決するために、
様々な薬草や動物性の製品を使ってきました。

現代的な意味での額縮小術が登場するまでには、

非常に長い発展の過程がありました。
その始まりを理解するには、

まず植毛頭皮再建手術の歴史を

振り返る必要があります。

 

1897年、

トルコのメナヘム・ホダラ博士が頭皮移植を試み、
1930〜40年代には

日本の奥田昭治博士が火傷患者のための

パンチグラフト移植技術を開発しました。

1950年代には、

後頭部や側頭部の毛髪が脱毛に強いという
毛髪移植の基本原理として、

オーレントライヒ・ノーマン博士が

「ドナー優性」の概念を発見しました。

これらの試みが、一束一束の毛を移植して

額を狭くする毛髪移植の出発点となったのです上差し

 

 

 

頭皮を「動かす」という革新的な発想

 

 

1960年代に登場した頭皮縮小術は、

まったく異なるアプローチでした。

脱毛した部分の頭皮を切り取り、

毛のある部分を伸ばして覆う方法だったのです。

「え?それって額縮小と似ているのでは?」と

思われるかもしれませんが、目的は違いました。

頭皮縮小術脱毛部位そのものを

取り除くことが目標であり、
額縮小術広い額の高さを減らすことが目的でした。

脱毛はヘアラインだけに限らないからです。

 

 

 

 

 

1969年、ホセ・ユリ博士による

側頭部-頭頂部-後頭部の皮弁術や、

シェルドン・カバカー博士の様々な試みなど、
これらは当時、主に外傷や皮膚がん切除後の

頭皮再建に使われていました。
美容目的にはまだ過剰なものでした。

しかし、こうした経験が蓄積されることで、

頭皮を扱う技術は着実に進歩し、
それが現在の額縮小術の基盤となりました。

 

現代の額縮小術の歴史において、

重要な節目の一つが1985年です。
トビー・メイヤー博士とリチャード・フレミング博士による

論文の発表がありました。

 

 

「毛髪移植手術におけるヘアラインの美学とスタイリング」

という論文で、彼らは次のように述べています。

「ヘアラインの位置と形状は、

顔全体の美学において最も重要な要素の一つである。」

当時、多くの医師は単に脱毛の解決に

注力する傾向がありましたが、
ヘアライン自体の美学的重要性に注目するという考え方は、

当時としては革新的でした。

 

 

 

 

さらに重要なのは、

彼らが「トリコパティック切開法」という

新しい技術を導入したことです。

これは毛包を斜めに切断し、

傷跡の部分からも毛髪が生えるようにする技術で、
40年経った現在でもなお活用されています。

 

 

 

1999年、ついに完成形が誕生する

 

 

真の革新は1999年、

ティモシー・マーティン博士によってもたらされました。
「額形成術におけるヘアラインの下降」という

論文がそれにあたります。

この論文が重要な理由は、

ヘアラインの下降を額形成術の独立した分野として

明確に定義した初期の記録の一つだからです。

マーティン博士のアプローチは非常に革新的で、
ヘアラインを切開し、頭皮を前方に引き寄せながら

過剰な額の皮膚を除去する方法でした。

5年間で27例の施術経験を報告しており、
すべての症例で著しい改善と

高い満足度が得られたとされています。

 

 

 

25年前の結果とは思えないほど、

驚くべき優れた成果でした。

この瞬間こそが、現代的な額縮小術の誕生でした。

 

 

 

2013年、完全体となる

 

 

シェルドン・カバカー博士は、

マーティン博士の技術をさらに一歩進めました。

特に、側面のヘアラインをより自然で

丸みのある形に仕上げる技術を開発しました。

2013年に発表した「ヘアラインの下降」に関する

論文は非常に包括的で、
患者の選定から切開デザイン、縫合方法に至るまで、

現代の額縮小術のすべてが詰まっていました。

 

特に印象的だったのは、

「進行性脱毛がなく、

適切な頭皮の弾力がある患者に対しては、
組織拡張器を使用することで最大10cmまで

ヘアラインを下げることが可能である」という点です。

もちろん、これは特殊なケースであり、

一般的な美容形成では、
1回の手術で1.5~2cm程度が

安全かつ自然な範囲とされています。

 

なぜこの時期にこうした技術の進展が集中したのかには、

非常に興味深い社会文化的背景があります。

1980~90年代は、

メディアの影響力が急激に増大した時代でした。

テレビや映画、ファッション雑誌が

「理想の美」の基準を世界中に広め、
その中で注目され始めたのが「顔の黄金比」でした。

理想的な額の高さを顔全体の約1/3とみなすようになり、
よりバランスの取れた顔のための

外科的アプローチへの関心が大きく高まりました。

 

 

 

 

美容外科界にもファッションのように

流行やトレンドがあります。

額縮小術も同様に、

社会的な美的基準の変化とともに発展してきました。

 

40年の歩みを整理すると、額縮小術の発展史は以下のように時間軸でまとめられます。

 

1897年~1960年代:

毛髪移植と頭皮再建術の基礎技術の開発

 

1985年:

トビー・メイヤー&リチャード・フレミングによる

ヘアライン美学の概念導入

 

1999年:

ティモシー・マーティンによる現代的額縮小術の確立

 

2013年:

シェルドン・カバカーによる技術の完成と体系化

 

興味深いのは、

顔面リフトの革命が起こった1990年代に、

額縮小術も本格的に発展し始めたということです。

 

これまで、額縮小術は単なる

「額を狭くする手術」ではなく、
多くの医学者の研究と革新によって

作り上げられた緻密な手術であることを見てきました。

次回は、この手術の最新技術や

今後の発展方向についてお話しします。

骨膜切開術の役割、固定装置の進歩、

内視鏡技術の導入など…

現代の額縮小術がどのようにより安全かつ

効果的に進化しているかを見ていきましょうウインク

 

 

 

 

本日の内容は以上になりますハート

最後までご覧下さりありがとうございます飛び出すハート

次回もぜひお楽しみにしてくださいルンルン

 

 

 

 

 


>> click!! <<