ITストラテジスト試験 と 拙書
拙書「経営戦略の実効性を高める 情報システム計画の
立て方・活かし方」のアマゾンの書評として、システムアナリスト
試験の受験に最適であるとのコメントをいただいています。
今回、私自身がITストラテジストの試験を受けた上での
感想としては、「試験対策には、拙書はちょっと重たすぎる
のではないか」と感じました。「重たい」というのは、試験対策と
して理解すべきことを把握していただくにしては、内容が
詳細すぎ消化しきれないのではないかということです。
ITストラテジスト試験では、拙書で記載しているような詳細な
戦略整理や課題抽出の具体的方法が問われることはない
ようです。問われているのは、販売や生産、人事、経営管理と
いった業務領域においてどんな問題が発生し、それを
どのようにITを活用して改善することができるのかという事例に
関する知識(本当は経験)のように感じます。
このため、試験対策としては、日経ビジネスなどから業界
知識を、日経コンピューターやITストラテジー等からITに
よる業務改善事例などを日頃から読んで知識を蓄えて
おくほうが有益ではないかと感じました。
拙書を試験対策に使っていただくとすると、
IT企画領域の業務内容が分かりづらく、事例をよんでも、
課題に対してどのようにITソリューションを導き出すのかと
いうことがイメージしづらい場合に、その業務イメージを
拙書から読み取るという使い方でしょうか。
ただし、試験対策としては、詳細にはまり込むではなく、
IT企画業務の全体像を読み取るレベルで活用いただけ
ればとよいのではないかと思いました。