ITの戦略的活用について | インタープレイ コンサルティング 株式会社  Blog

ITの戦略的活用について


弊社(インタープレイコンサルティング株式会社)では、


企業におけるITの戦略的活用のお手伝いを行って


おります。 ITの戦略的活用について、私の思うところを


すこし記載したいと思います。





企業では、ビジネスを成功させたり、成長させたりする


ためのポイント(勝ち方)について狙いを定め、


それを実現するために日々努力を重ねます。


たとえば、新製品を開発したり、製造や販売等


各種業務方法を見直したり、新たな人材を採用したりと


上記ポイント(勝ち方)を実現するための取り組みを


行っています。


このような「ビジネスを成功させたり、成長させたりする


ためのポイント(勝ち方)について狙いを定めること」が


戦略の策定であり、その実現のための製品開発や


業務改善、人材育成、IT構築や活用等々の様々な


取り組みが戦略的活動であると思います。



「戦略的」というと、「どこもやっていないことに挑戦する」


とか、「非常に高い目標にチャレンジする」という印象が


ありますが、そのように考える必要はありません。


戦略的であるかどうかは、「狙いを定め、その狙いを実現


するために必要なことか」ということであり、革新的かとか


目標の高さが問題ではありません。つまり、ITの戦略的


活用といっても特別なことではなく、重要なのは、企業が


求める狙い(戦略)と整合したITが構築され、活用されて


いるかどうかです。



上記のようなことは当たり前のように思われるかもしれ


ませんが、各企業の実際の状況をみると必ずしも


そうではありません。IT(情報システム)の


構築では、個別業務を整理し、抽出された業務要件を


実現するシステムを構築するという考え方が根強く


残っています。システム化の対象となる業務を理解する


ことは非常に重要なことですが、業務要件を中心に


捉えるがために、企業が実現しようとしている戦略的な


狙いとの関連や、それへの貢献などが見落としがちに


なってしまっているように思われます。




ITの戦略的活用を実現するためには、ITの企画段階に


おいて、ITおよびその対象業務の業務方法のみを


検討の対象とするのではなく、ビジネスの成長や規模、


事業の強み/弱み、商品/サービスの強化ポイント、


その強化策としての製品/業務方法/業務品質/


業務コスト、それを支える人材の状況、育成方法や


その期間等々事業全体のあるべき姿の検討を通じて、


そこで必要となるIT像を整理することが必要です。 



上記のような企業として狙い(戦略)の全体像を整理し


その実現に必要なITを構築、業務改善、人材育成等々の


他の取り組みと合わせてITを活用することができている


状態が、ITのあるべき姿、つまり戦略的活用が実現で


きている状態と考えています。