管理会計について雑感
ここ数年、日本でも最大規模のインフラ企業の
管理会計制度やシステムの要件検討に関与してきました。
これまでに製造業(アッセンブリ、プロセス)、商社、
サービス業などの管理会計制度の設計に関与してきましたが、
インフラ企業というのは他の業種にない独特の特徴がありますね。
業種毎に事業環境やビジネスにおけるポイントが異なり、
企業毎にその中でのポジショニングや強みが異なります。
管理会計制度の設計では、それらを踏まえ、
・既存の強みをより強化したり
・新たな強みを作り出すための取り組みを後押ししたり
するために状況把握すべき内容や着目点(KPI)を
整理することを行います。
導き出される状況把握内容や個々の着目点(KPI)は、
業種や企業毎に異なりますが、共通しているのは、
それらはすべて「こうありたい」「こうなりたい」という
経営の意思が具体化されたものであるということです。
逆に言えば、この経営の意思が明確でない企業は、
使える(有用な)管理会計制度を作ることに苦労される
ことになります。
それぞれ企業毎に異なり、一様にいかないところが
管理会計の面白いところです。