ITpro- 「IT社員を「ビジネス技術者」に養成」を読んで
ITproの『IT社員を「ビジネス技術者」に養成』という記事を読みました。
この記事は、米マリオット・インターナショナルの上級副社長兼
CIOであるカール・ウィルソン氏のインタビュー記事です。
お話されている内容に、まったく同感の思いです。
記事は、こちら
→ http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080226/294808/
例えば、記事の中で、
CIOが技術を熟知するのは当然としても、生粋の技術者である必要は
ない。技術とビジネスの双方に精通していることが、現代のCIOには
不可欠だ。
IT部門は経営戦略の補助に徹する黒子でもなければ、単なるコスト
削減の切り札でもない。経営戦略を描く立場にある。当社では意思
決定の場にIT社員が同席することを原則としている。
効率的なIT戦略を練るには、実務の最前線で起こる問題を把握して
いなければならない。
ビジネス側の社員は、ITに何ができるのかを理解すると同時に、IT
では何ができないのかを知ることが重要だ。さもないと、ITが必要
以上に幅を利かせ、顧客の要望と乖離する結果を招く。
CIOとしての最優先課題は、人材交流を推し進め、ITとビジネスの
二足のわらじをはいた社員を育てることだ。人材交流による変革は
持続的な競争力の源になる。
マリオットでは何よりも、従業員が顧客を暖かくもてなすことを是と
する。ITでできることと顧客が本当に望むことが乖離しないよう、
バランスを取ることが重要だ。
いかがでしょうか。
私としては、ウィルソン氏の意見にまったく同感です。
ただ、企業として、このようなことが「こともなげ」にできるように
なるには、なかなか難しいことです。ウィルソン氏は、インタ
ビューに答えてサラッと言ってられますが、きっと何年にも
わたっての活動が背景としてあったのだと思います。
ITマネジメントの実現度において日本でもトップのある大手企業の
IT部門の幹部の方も、「ここまで来るには、今までに試行錯誤があり
ました。責任者が変わるたびに、その人の考え方により、前進したり、
後退したりの繰り返しがありました。そういう長い期間の取り組みが
あって、ようやく他社からも評価いただけるようになりました。」と
おっしゃっておりました。
ウィルソン氏のように、社内のITに関する考え方を浸透させたい、
IT部門に変革したいと考え、その実現に苦労されているCIOの
方々も多いかと思います。進むべき方向性は、きっと正しいと思います。
苦労は多いと思いますが、ぜひがんばっていただきたいと、エールを
送りたいと思います。
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