ITpro「危機感を持った経営者がITを変えられる」を読んで | インタープレイ コンサルティング 株式会社  Blog

ITpro「危機感を持った経営者がITを変えられる」を読んで


ITproの達人に聞く IT経営問答というコーナーの「危機感を持った

経営者がITを変えられる 」という記事を読みました。


記事のURLは以下のとおり。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080207/293349/?ST=biz_tatsujin&P=1



記事では、IT部門に対する期待や役割は変化しつつある。しかし、

その変化にIT部門が対応できていない。IT部門は、従来的な役割に

安住しており、それを打開し、新たなIT部門に生まれ変わらせる

ためには、


 ・経営者とIT部門の距離を縮める。


 ・IT部門は全社(事業)の情報モデルを把握、可視化するとともに

  ビジネスの改善に貢献するという視点を持つ。あるいは、それを

  支援する役割を担う。


 ・ITの利活用に対して、経営・事業の戦略的視点を反映させる。


 ・IT部門は、事業部門に従属するのではなく、経営のバックアップを

  背景に自立し、全社のITの利活用のあり方に対する責任を持つ。

  あるいは、そのリスクを取る。


 ・CIOは、役割を任期の間こなすという発想ではなく、任期内に

  経営的成果を挙げるということが役割であるということを社内で

  明確にしなければならない。


 ・上記のようなことを実現する人材を育成する必要がある。



等々ということが指摘されています。


内容的には同感なのですが、できれば、具体的にどうすれば上記の

ような問題を改善できるのか、その具体的な方策について、考えを

示していただければというのが印象です。



問題点を指摘し、その改善策として「意識を持て」「意識を変えろ」と

いうのは必要なことですが、それだけで状況が変わるものでは

ありません。「意識を持つ」にせよ、「意識を変える」にせよ、そうなる

ためには、「そうしたほうが望ましいと思える」のきっかけが必要です。


その実現方法という点で考えた場合に、上記の問題を改善するように

IT部門が組織が動くようなマネジメントの仕組みを明らかにし、その

仕組みを導入すれば、いやがうえでも意識や仕事内容が変わると

いうようなことが必要でないかと考えています。

このような問題について問題意識をもっている経営トップは少なく

ありません。また、昨今のIT系のセミナーにおける同テーマについての

セッションの反響を見ても、IT部門も同様に関心を持っています。

このような意識を持っている人に対して、こうすれば変えられるという

具体的な仕組みを提示し、その仕組みの運用を通じて、組織全体の

意識改革を実現するという進め方の提示がコンサルタントとして

必要だと思っています。


非常に難しいテーマではあるのですが、現在当ブログで記載しようと

している「ITマネジメント考察」の中で、その実現方法について書いて

いきたいと思います。


具体的な手法については、実は、拙書「経営戦略の実効性を高める

情報システム計画の立て方・活かし方」に書いています。しかし、

書き方が、ITマネジメントのあり方やIT部門の改革という視点で

書いているのではないため、改めてその視点での実現方法について

解説を加えたいと思います。






このブログの TOPへ

 

********************************************************

当ブログは、インタープレイコンサルティング株式会社柴崎知己が

主催する「経営に貢献するITのあり方」や「ITの戦略的活用」に関して

検討するブログです。


【過去記事の一覧はこちら】 

当ブログのメインテーマである「経営に貢献するITのあり方」や

「ITの戦略的活用」に関する記事の一覧は、以下を参照ください。

ITの戦略的活用についての検討の軌跡 (掲載記事一覧)

 

日々思うこと、旅行記、グッズ紹介など、その他の記事の一覧は、

以下を参照ください。

その他記事 掲載記事一覧

  

********************************************************

 

当ブログの主テーマである「経営に貢献するITのあり方」や「ITの

戦略的活用」の実現方法、IT戦略の立案方法について記載した

書籍の紹介ページはこちら 。(目次を全文掲載しています)

 

  

********************************************************

Copyright(C) 2008 Tomomi Shibasaki. All Rights Reserved.