ITマネジメント考察2 ~ITマネジメントが機能しないのはベクトルのずれが原因
ITマネジメントを機能させることが難しく、どのようにすれば
ITをより経営に貢献させることができるかを検討しています。
昨日はドラッカー教授の記述を引用しつつ、マネジメントとは
なにかについて記載しました。その上で、私なりにマネジメントの
構成要素を、組織の目的(使命)、管理職の使命、マネジメントの
具体的手段(予算制度や人事評価等)などに定義し、ITのマネ
ジメントが上手く機能していないのは、その何かに問題がある
可能性があるとしました。
では、どこに問題があるのでしょうか。
零細企業でIT部門がないという場合を除いて、これらマネジメントの
各要素が存在しないという場合はほとんどありません。また、
組織がある限り、なんらかの形で、各要素が運用されている
はずです。ITのマネジメントが難しい、あるいは有効に機能して
いない場合でも、マネジメントの仕組みそのものがない、抜け
落ちているということが原因であることは、ほとんどありません。
では、何が問題かというと、マネジメントの各要素のベクトルが
合致していないことが問題であると考えています。
ドラッカー教授が指摘するように、組織は目的(使命)を有して
おり、その目的(使命)を実現するための機関がマネジメントです。
また、予算管理制度や人事評価などの各種仕組みは、マネジ
メントのための手段であり、それらを活用し、マネジメントを機能
させることで、組織の目的(使命)の実現を図ります。
つまり、マネジメントの各要素は、バラバラなものではなく、組織の
目的(使命)を実現するという一点で整合性がとれている、あるいは
ベクトルがあっていなければなりません。そうして初めて、マネジ
メントが機能し、組織の目的(使命)が実現されるようになります。
ITのマネジメントが有効に機能していない場合、以下のことについて
ベクトルが一致しているかを確認する必要があると思います。
IT部門の目的(使命)
↓
IT部門 管理職の使命(ミッション)
IT部門の目標設定
IT部門の評価基準と考課
つづく
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