ベンチャー企業支援で何をおこなっているのか
私のもっとも得意とコンサルティングテーマは「ITの戦略的活用」の
ためのITプランニング(システム化計画立案)や、それを実現する
ためのIT投資マネジメント体制の構築などです。
アーリーステージにあるベンチャー企業の場合、上記のような
コンサルティングが必要かというと、ほぼ不要です。
ビジネスモデルも十分に固まっておらず、業務プロセスも
作っては改善しという状況で、ITへの投資は時期尚早なことが
ほとんどです。(ITでコアコンピタンスを作るようなビジネスの
場合は、違うかもしれません)
そんなアーリーステージにあるベンチャー企業に、私がどの
ようなお手伝いをしているかと言うと、取組が進むことで段階的に
支援内容は変わっていくのですが、まず最初は「事業計画の立
案」の支援です。
ビジネスを進めていく上で、適切な計画を立案し、それに基づ
いて取り組みを進めることは、非常に重要です。マネジメントの
基礎となる事業計画の重要性は、ベンチャー企業に関わらず
どのような企業でも共通です。
しかし、ベンチャー企業にとって事業計画の立案は、マネジメント
以外に、資金調達のためという重要な役割があります。
事業を成長させるためには資金の確保が必要です。スタート
アップメンバーの自己資金で十分な資金が確保できる場合は
いいのですが、事業内容によっては、それなりの資金が必要で、
他者からの投資を得ることが成功の条件となる場合もあります。
アーリーステージにあるベンチャー企業にとって資金調達は
非常に難しい作業で、銀行からの借り入れ、ベンチャーキャピ
タルからの投資などは難しい状況です。このため、調達方法は、
多くの場合エンジェルといわれる個人投資家から投資を得ることが
中心となります。
個人投資家から投資を得るためには、進めようとしているビジ
ネスが如何に魅力があり、成功の可能性が高いものかを説明で
きなければなりません。その説明材料が「事業計画」です。
スタートアップのメンバーも事業計画を立案していることが
ほとんどです。そこにコンサルタントが関与する意味は、想いが
先走りがちになるスタートアップメンバーに、第3者であるコンサ
ルタントが入ることにより、計画内容に客観性を持たせることです。
事業に対する想いが何よりも大切なことは疑いのない事実ですが、
投資家は、さらにビジネスとしての成功の確率を求めます。その
厳しい目に耐えうる事業計画を立案することが、資金を得ることにも
繋がりますし、さらに事業そのものの成功のためにも有益なこと
です。
ITの戦略的活用においても、事業戦略の整理とそれを実現する
ための施策(IT以外を含めたインタンジブルズの構築のための
施策)の整理が重要になっています。スタートアップ企業の事業
計画立案は、戦略の整理より立案そのものにより近くなりますが、
基本的には同じような検討を行うことになります。
この領域の私の経験やスキルを、ベンチャー企業のスタートアップ
メンバーに使っていただいています。
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当ブログは、インタープレイコンサルティング株式会社 の柴崎知己が
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