高パフォーマンス組織の特徴 | インタープレイ コンサルティング 株式会社  Blog

高パフォーマンス組織の特徴

  

先週エリック・ブリニョルフソン教授の「インタンジブル・アセット」と
いう書籍を紹介しました。またしばらく前には、早稲田大学経営
専門職大学院の平野雅章教授の「IT投資で伸びる会社、沈む会
社」の紹介を行っています。この二つの書籍は、共にIT投資で
効果を上げるためには、インタンジブル・アセットが重要であるこ
とを指摘しています。

 

エリック・ブリニョルフソン教授の「インタンジブル・アセット」では、
高いパフォーマンスを上げる組織のあり方としてデジタル組織という
形態を例示し、その組織が共通してもつ7つの特徴を列挙しています。

 

 ・デジタルの業務プロセスへの移行
 ・意思決定権の分散
 ・オープンな情報アクセスとコミュニケーション
 ・業績に基づく給与と報酬制度
 ・事業目的を絞り、目標を共有する
 ・最高の人材を雇う
 ・人的資本に投資する

 
一方、平野教授の「IT投資で伸びる会社、沈む会社」でも、高い
パフォーマンスを上げる組織には共通性があり、それが組織IQという
指標で測ることが可能であると指摘しています。組織IQとは、
1990年代後半にメンデルソンとジーグラーによって発表された
企業の意思決定能力を測定するためのツールです。組織IQには、
以下の5つの原則(特徴)があることが指摘されています。、

 

 ・外部情報感度
 ・内部知識流通
 ・効果的な意思決定機構
 ・組織フォーカス
 ・継続的革新

 

平野教授は、日本企業に対象とした業績と組織IQの関係性について
の調査を行い、組織IQが高い企業と高パフォーマンス企業の間には
正の相関が見られることを指摘されています。


いずれの研究も、多くの事例を収集し、その分析から共通する特徴を
導きだしていますが、ブリニョルフソンのデジタル組織とメンデルソンと
ジーグラーの組織IQには、

 

 ・意思決定の権限は分散化されている。

 

 ・価値観、目標など意思決定の判断基準となる考えが浸透している。

 

 ・意思決定に際して必要な情報が広く共有化されている。

 

など共通する部分が見られます。高パフォーマンスな組織を実現する

ために、上記の3点はポイントとなるのかも知れません。



このブログの TOPへ


********************************************************

当ブログは、インタープレイコンサルティング株式会社柴崎知己が

主催する「経営に貢献するITのあり方」や「ITの戦略的活用」に関して

検討するブログです。


【過去記事の一覧はこちら】 

当ブログのメインテーマである「経営に貢献するITのあり方」や

「ITの戦略的活用」に関する記事の一覧は、以下を参照ください。

ITの戦略的活用についての検討の軌跡 (掲載記事一覧)

 

日々思うこと、旅行記、グッズ紹介など、その他の記事の一覧は、

以下を参照ください。

その他記事 掲載記事一覧

  

********************************************************

 

当ブログの主テーマである「経営に貢献するITのあり方」や「ITの

戦略的活用」の実現方法について記載した書籍の紹介ページは

こちら 。(目次を全文掲載しています)
 

  

********************************************************

Copyright(C) 2007 Tomomi Shibasaki. All Rights Reserved.