シミュレーションから具体的な取り組み施策へ その2
経営課題の実現(KPIの実現)が可能である解決策がシュミレーションの
結果見つかった場合、シミュレーションで仮定をおいた個々の変革につ
いて実現可能性を確認する必要があることを前回記載しました。
また、確認の結果、経営課題の実現には複数のやり方(シミュレーション
の前提条件:「製造方法をAからBへ変える」等)が存在する場合、その
中からどのやり方を取るのかを確定しなければなりません。この複数の
選択肢から実際に変革の取り組みを実行する案を選択すのは、経営
者が行うべきです。検討を行うプロジェクトメンバーは、経営者が正しい
判断を下せるように、その意思決定材料を提出しなければなりません。
それぞれの案を比較した場合に、効果的で、実現性が高く、投資も
少ないというような誰が見てもこの案が一番というものがあればよい
のですが、多くの場合、そのような案はありません。それぞれの案に
一長一短があることがほとんどです。そのような場合は、対象とする
経営課題の実現に当たって、意思決定の際の判断基準となるであろ
う観点で、各案の違いを整理することが必要です。
例えば、次のような観点は、どのような経営課題であっても使えるもの
です。
実現難易度 : 簡単か/難しいか
投資額 : 安くでできるか/大きな投資が必要か
実現スピード : 期限までにできるか/できないか
実現効果の内容 : KPIの達成度合い、付随する効果内容
実現効果の大きさ : 効果の大/小
リスク内容 : どのようなリスクが想定されるか
リスクの大きさ、確率 : リスクが発現した場合の大きさ
制約事項 : ボトルネックの有無、内容
・・・ 等々
上記のような共通の観点以外に、経営課題の特性に応じて、その良
否の判断に必要な観点を加えて評価を行います。評価を行うためには、
上記のような観点について、シミュレーション結果を踏まえて、答えを
作り、一覧できる比較表を作る必要があります。
続く
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