時代は今から25年前、
私が研修2店舗目となつたのが、多分全国で4番目にオープンした「名古屋マハラジャ」!!
全国的に有名になった、六本木のマハラジャは、まだオープンしてません。
そうなんです、その後くるバブル時代の夜のディズニーランドといわれるブランド店舗なんです.
ディスコのお立ち台発祥地として有名なお店です。(実際は六本木のゴーゴークラブの時代に円柱の台が始まりといわれる。)
お立ち台わかりますか、みんな?
猿山の猿がテッペンに登りたがる山ですよ。初期のマハラジャとしては豪華な内装でバーカウンター、VIPルーム、すしバーもありました。全国的に有名なディスコ激戦地区を勝ち抜いたKING OF DISCOです。
先にオープンした「大阪店」に比べて(地階にある為)天井が高く開放的です。
大阪店は、ZIZIQUEって店がマハラジャになりました。
研修していたときには、九州には熊本にもOPENしていました。
私が最初にこの店に遊びに来たのが1年前。当時の彼女と、凄いお店があるからといって来たんです。まず入り口で、いまでいうID チェックです、当時22才だったのに若くみえたからですね。そして中に入ると、
わおー、メスしかいねぇー!! ホントの話。
カップルと女性しかいれなかったんで当時は、いまじゃ考えられない世界。おとなの世界、
もえー!どころじゃないない。
すしBARがあるのにびっくり、そしてその彼女とも別れ、とほほ1年後に、そのすしBARの場所に、わたしは立っていました。
やる仕事は、醤油、がり、小皿、茶の交換,掃除のみ、外の世界はDISCO,ここは寿司屋、
なんじゃそれー!!
店舗のOPEN、夕方6時から朝方の4時まで、寿司屋小僧だったんです。
僕の縄張りに来る人達は、きれいな人達、アベックたち。
そしてみんな知っている私が一番したっぱということを。
そうこの世界では新入社員は、みんなに期待されがんばれという昼間の社会と扱いが違うということが...........
知ってしまった...............
ある日のこと、わたしがすしカウンターの掃除をしてるときに店長がやってきた、そのあとにこれまたモデル? いやモデルだった(あと確認済)やってきた。口論して逃げてきたみたいだ。
モデル曰く( なんで浮気した? )
店長一言 ( おまえが自分自身を磨かないから )
頭がーんです僕は、
学生時代の恋愛観をふっとばされそうなことば、そう当時の恋愛特集で盛り上がった、ポパイ、ホットドックの世代だったんです。
彼女泣いてました。
なんでこんな男がもてるんだ、そうその秘密は個人がもてる違う、そう組織犯罪といっしょで会社ぐるみ、店舗に麻薬のように彼女たちを惑わす秘密があったんです。
彼女たちは入店に対して店舗から選ばれた客、その優越感のなかで、いままでこの業界ではレトルトしかなかった世界にコック、すし職人を導入し欲望の食をおいしいFOODで満たし、お酒によい音楽に踊り狂い、ダンスホールのスポットもあなただけに浴びせている錯覚を起こすんです。
店舗客席照明も○○ルックスでと本社の指示があったんです。
太古の昔から人が人である条件として火を使うこと、身の安全のために火のまわりでまぐあい子孫をのこしてきた。その根底に残る遺伝子を呼び起こすことを。
照明はたいまつの炎なんです。
あとは自然の原理、女の子はメスとなり一番のオスにフェロモンをあびせる。
そう一番のオスは、店舗の頭 店長なんです。今の時代は違うかもしれないけどその当時は、当たり前だったんです。彼女とられた彼が店舗に殴り込みにきたり。男にも変なPOWERがあった(笑)
だから新入社員の僕は目を光らせ夜空を見上げて、がんばるぞと誓ったんです。
夜空じゃなく夜明けでした。