私は弦美。
揺れもしなければ音も出せずに汚れた空気で錆びてく一方。
私を素敵に奏でさせてくれるのは私の一番近くに居る貴方。
贅沢は言わない、せめて貴方だけでも私の音色を聴いて。
出会った頃みたいに貴方の笑顔が見たいんだ。

「こんな事だったらお前より少し前に試し弾きしたアイツに買って貰えばよかったよぉ…なんでアンタが買うかなぁ…」ってなっちゃう前に。