緊急入院が決まったが、当然ながら何の用意もしていない。母は、「ほら、やっぱりね。なんだか嫌な予感がしていたのよ。」と言う。50年以上経っても母と娘は繋がっていると言うことなのかもしれない。

入院は1ヶ月になると言うのでマンションで着替えや化粧道具(必要かわからなかったが、やはり持って行ってよかった)他を揃えてまた病院に戻る。

関節の痛みは相変わらずなので、看護師さんにいつも飲んでいるアセトアミノフェンを飲んでもいいか聞くと、肝臓に影響が出ているからこれが最後ね、と約束させられた。アセトアミノフェンは体にやさしい、と信じて1日の最大量を2ヶ月近く毎日飲んでいたが、さすがに肝臓が悲鳴を上げ始めていたらしい。

でも、これをもう飲んじゃいけないと言う事は、一体どうやってこの痛みをなくしてくれるのだろう。不安を感じながら最後のアセトアミノフェンを口にした。