日曜日に自宅で開催したホームパーティ
情熱大陸にも出演された出張料理人の小暮さんをお呼びしたのですが、料理の解説をして頂いただけではなく、食についての様々なレクチャーをして頂きました
その中で一番印象に残っているのが、オリーブオイルソムリエでもある小暮さん一押しのRAVIDAというオリーブ油のお話
イタリアのシチリア島のものですが、小暮さんがそこの生産者のお宅を訪れた時のことです
オリーブの木の畑をみた時に小暮さんは不思議に思ったそうです
なぜか、木がまばらにしか植えられておらず、そして、その間を埋めるようにレモンの木などかあったからです
生産効率を考えるなら、なるべく密に植えた方がいいはず
その理由を当主の方に聞いたところ、レモンの花と交配させたほうがオリーブの味がよくなるそうです
それには歴史的背景があるのですが、シチリア島は長い期間、キリスト教とイスラム教との間の戦場となっていました
そこに暮らす人達は、常に不安な気持ちを抱えて暮らしていました
「もしかしたら、明日はここは戦場になって住めなくなるかもしれない」
そんな状況だと生産効率を考えている場合ではないのです
「今日一日生きられてよかった」
と一日が無事に終えられたことに感謝する日々だったそうです
そんな状況だと、効率は悪くても、大地の恵みに感謝して、おいしいものを食べる
そんなストーリーを聞くと余計に料理が美味しくなりました
