大谷翔平、古巣本拠で“止まらない”3戦連発!42号ソロでリーグトップ再浮上

ドジャースの大谷翔平が8月11日(日本時間12日)、エンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場し、3試合連続となる今季第42号ソロを右翼席へ運んだ。これで本塁打数は再びリーグトップタイから単独トップ圏へ浮上し、勢いは増す一方だ。

試合のハイライトと一打の質
- 第4打席、0-7で迎えた8回1死フルカウント。右腕アンダーソンの内角カットボール(約144キロ)を完璧に捉え、打球速度約100マイル、角度33度、飛距離389フィート(約119メートル)の鋭い放物線で右翼席へ着弾。これが“3戦連発”となる42号ソロだ。  
 

- 第1打席は内角ツーシームを強振し、打球速度100.1マイルの二ゴロ。初回から鋭いスイングで状態の良さを示していた。

記録面での意味
- 大谷はこの一発で本塁打ランキングのトップ争いで再浮上。シーズン中盤以降の量産態勢を裏付ける一撃となった。  


- エンゼルスタジアムでは移籍後“初アーチ”。同球場通算では“100本目”の節目の一発でもあり、古巣の本拠地に新たな記念弾を刻んだ。  


- 現在の本塁打ペースはシーズン57本相当と報じられており、ドジャース球団初の“60本”到達も十分に視野に入る状況だ。

当日のチーム状況と流れを変える一発
- 先発の山本由伸が5回途中6失点で降板し重い展開。それでも大谷は8回に“空気を変える”ソロを叩き込み、ビジター席を沸かせた。劣勢ムードの中でも集中力を切らさないのが今季の大谷の強みだ。


- スポニチも「大敗ムードを振り払う一発」と表現。古巣ファンも思わずどよめく、破壊力と存在感を見せつけた。

技術的メモ:狙いと対応力
- 配球は内角勝負。カットボールに対し、スイングプレーンを崩さず肘を畳んでヘッドを内から回し込む理想的な“内角さばき”。打球速度と角度のバランスからも完璧なバレルヒットだった。  


- 1打席目から100マイル級の強いコンタクトを連発。初回からの打球質が、最終的な結果(本塁打)に繋がったことが数字にも表れている。

トピック:古巣本拠で刻んだ節目
- エンゼルスタジアム“通算100本目”は象徴的。エンゼルス時代に積み上げた歴史に、ドジャースの大谷として新たな1ページを重ねた。  


- ビジターとしての初アーチで、移籍後の適応と成長をアウェーの空気の中でも証明した。

今後の見どころ
- 本塁打王争い:3戦連発でトップ争いの主導権を握りつつあり、相手バッテリーの攻めは一層厳しくなる見込み[1][5]。  
- マルチスタッツの伸長:本塁打ペース57本の報道どおり推移すれば、OPSやwRC+でもリーグ首位圏を維持する可能性が高い。  


- チーム連戦の鍵:先発陣が崩れた試合での一発は士気の起点。次戦以降の“初回からの主導権”を握るためにも、1番起用の効用が続くか注目。

本日の成績サマリー(主要ポイント)
- 本塁打:第42号(3試合連続) 
- 打球データ:打球速度約100マイル、角度33度、飛距離389フィート
- 意味合い:リーグトップ再浮上圏、エンゼルスタジアム通算100本目、移籍後同球場初アーチ

一言でいえば、古巣本拠で“節目×連発×首位争い”の三拍子。タイトルレースの主役は、やはり大谷だ。