Civilization Revolution 2の天帝プレイ序盤 | iPadGamer

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このブログは、iPadに関するゲーム情報、攻略記事、プレイ雑感などをつづっています。取り上げて欲しいゲームがありましたらコメントにて。

ターン制シミュレーションの超傑作Civilizationシリーズのモバイル版、Civilization Revolution 2を僅かな閑暇にプレイしている。このゲーム、モバイル版でだいぶ簡略化されているとは言え、それでも非常に面白い。


唯一と言って良いネックは、アプリにプレイ説明がほとんど無いこと。初心者は、たとえチュートリアルをプレイしたとしても、何をやっていいかよく分からないだろう。幸いにして、有名なiPhone ACのページで詳細に攻略がなされているので、初心者は全員GOだ。


その上で、iPadGamerがプレイするうえで、とりあえず序盤に注意している点などを書いておこう。なお、当然ながら、プレイ難易度は最高ランクの天帝を想定している。それ以外の難易度でプレイしたことがないのだが、おそらく同じ戦略が通じるはず。



続きを読む(PC版)



●序盤の進め方
PC版のCivと違い、CivRevでは地形の改善が無い。丘陵に鉱山をつくることも、森林を伐採することも無理。プレイ開始から最後まで、地形に手を加えることが一切できないのだ。そのため、最初に首都をつくる場所の周辺8マスにどのような資源があるかは、決定的に重要。


資源の産出量は都市に設置した施設によって異なるが、最低でも食料2~3箇所、ハンマー2~3箇所、交易(海又は砂漠)2箇所程度はあった方が良い。


中盤になると、都市に裁判所を建設することで、都市から1マス離れたところからも資源を得ることが出来るようになる。そのことも見越して、都市を建設する場所を選ぼう。


例えば下の画像のような場所は、ハンマーが2取れる森林が2つあるため序盤はOKだが、それ以上ハンマーを産出する地形が無いので、後半はユニットや建物の建造がほぼ不可能。ゴールドを消費しての緊急生産に頼る以外無くなってしまう。こういうところは、あまり首都には向いていない。


資源のある地形は圧倒的に有利だ。例えば、下の画像の都市のすぐ下のマスは、森林に加えてウシもいる。そのため、通常の森林のハンマー2に加え、食料も3確保できる。このような場所は非常に有利なので、都市をつくるときは資源の近くがオススメだ。


蛮族の集落も活用しよう。集落を攻撃すれば様々な情報が得られるし、その下には必ず資源が存在する。さらに、意外にも他文明は蛮族の集落を攻撃しないという最大の特徴もある。自文明と他文明をつなぐ地点の隘路に蛮族の集落がある場合は、あえて集落を破壊せず放置しておくことで、他文明からの攻撃を受けなくてすむようになるのだ。これ重要。




●アーティファクト戦略
CivRevの特長として、世界各地に存在する古代遺跡があげられる。これらのアーティファクトを発見することができれば、強力な効果が得られるため、是非とも他文明よりも先に見つけ出したい。


問題は、全てのアーティファクトは、文明のある大陸では無く、陸続きになっていない孤島に存在すると言うこと。そのため、船を建造しなければ、絶対にアーティファクトを発見することはできない。


そこでiPadGamerがよく行う方法が、一番最初に都市に戦士をつくった後、2ユニット目に間髪入れずにガレー船をつくり、ゲーム序盤から沿岸部の探索に乗り出すというものだ。


ゲーム序盤なら、まだ他文明の領土も海にまで張りだしていないことが多く、探索に余り苦労しない。それを利用して、他文明に先駆けて海岸を探索し、古代遺跡を軒並みかっさらうのが、このアーティファクト戦略。


なお、アレクサンドリアの大灯台を建設すれば、ガレー船で深海にこぎ出すこともできる。大灯台は建設コストも75と比較的リーズナブルなので、これを取りに行くのも十分有りだ。


序盤で灯台を建設して、ガレー船でアトランティスを発見すれば、他文明に先んじる(もしくは追いつく)ことができるだろう。ただし、他の文明が航海術を研究するとこの効果は無くなってしまうので、それまでが勝負だ。




ちなみに、アーティファクトとその効果も紹介しておこう。★印はオススメ度だが、オススメ度の大小に関わらず、見つけたアーティファクトは全て取って良い。

・アトランティス(★★★)
無償で新しい科学技術を三つ獲得。深海上にあるため、深海に入れるユニットでしか発見できない。


・アンコールワット(★★★)
無償で文化遺産一つ獲得。


・黄金の七都市(★★)
大量のゴールド取得。


・キャメロットの宮廷(★)
現騎兵が騎士にアップグレードされる。騎兵がいなければ意味なし。


・契約の箱(★★)
全都市に寺院(寺院がある場合は聖堂)が設置。


・孔子学院(★★★)
無償で偉人を二人獲得。


・スフィンクス(★)
全ての政治体制が選べる。序盤に取って民主主義に切り替えられれば強い。


・テンプル騎士団(★)
最新攻撃ユニット1体(騎士・大砲・戦車)獲得。


・ニコラ=テスラの平和光線(★)
その時点での全ての戦争が終了。


・バベルの塔(★)
全文明と接触済みになる。


・ファラオの針(★★)
無償で新しい科学技術を一つ獲得。


・兵馬俑(★)
現ユニットが全て斥候持ちになる。




●文化ラッシュ
文化の数値は、お金やハンマーと比べると軽視されがちだが、これが貯まれば貯まるほど領土も増えるし、文化で圧倒すれば敵の都市が寝返って自分の都市になったりもする。この方法で、戦争を起こさずに敵の都市を乗っ取っていくのが、文化ラッシュだ。


もちろん、敵からも文化で押される。自分の文化が低いと、国土が分断されてしまうことにもなりかねない。


文化の数値を生み出すのは、首都の宮殿や寺院、聖堂、文化遺産などだ。文化遺産は、技術の進歩で効果がなくなっても、文化値が算出し続けるため、初期に文化遺産を作ることは文化ラッシュにも有効。文化で敵を圧倒しつつ、一定数の文化遺産や偉人をゲットして国際連合を作れば、文化による勝利をおさめることが出来る。


都市は、文化の値が一定以上になると偉人を輩出する。偉人の効果は非常に大きいうえに、最も手っ取り早い勝利方法である文化勝利のためにも必要。しかし、文化値の蓄積には時間がかかるため、狙わないとなかなか偉人を排出できない。偉人用の都市を造るなどの工夫が必要となるだろう。


偉人用の都市には寺院や聖堂、文化遺産などの文化値を算出する建物を集中させ、次々に偉人を生み出せるようにしよう。最も、天帝レベルでは都市を広げるのも一苦労なので、首都における宮廷からの文化値算出などを考えれば、首都を偉人都市にしてしまうのが手っ取り早いかも。


ちなみに、偉人の中でも大建築家が出てくると嬉しい。大建築家は、都市に定住させるとハンマーの算出が増加する。しかし、それよりも一発で生産を完了することが出来るという特性を活かし、文化遺産などを作るのがお勧めだ。




●文明ごとのTips

・アメリカ偉人戦略
アメリカは、開幕から偉人が一人いる。そのため、それを最大限に活かした戦略を考えよう。お勧めの偉人は大建築家だ。開幕で都市に文化遺産を建てることで文化ラッシュの土台を作ることが出来るだろう。


文化の算出を増やしてくれる大芸術家も良い。最初の都市に定住させ、あとは寺院や聖堂を狙って偉人都市をめざそう。




・スペインガレオン戦略
スペインの特徴は、最初から航海術を持っていることだ。最初に戦士を作った後、他の文明ならばガレー船をつくるところを、すぐにガレオンをつくることが出来る。


ガレオン船ならば最初から深海にこぎ出すことが可能だ。他の文明に先んじて海洋を探検し、アーティファクトを見つけまくって、開幕で優位に立とう。




・モンテスマ戦略

これが戦略と言えるかどうかはやや微妙だが・・・、モンテスマを選択するのは意外に悪くない


モンテスマの長所としては、まず古代の段階から戦闘終了時にユニットが回復するという点が上げられる。このおかげで、ダメージをある程度気にせずに攻撃でき、序盤の蛮族狩りで優位に立つことが出来る。


さらに、中世においては寺院が科学力を生み出す。この効果は地味に重要で、モンテスマのくせに(失礼)意外に研究開発で遅れを取らない。


さらにさらに最も重要なのは、自分がモンテスマなら、モンテスマと戦わなくてすむという点だ。その「狂犬」とも呼ばれる異様に好戦的な性格から、「モンテスマが隣人なら100%戦争覚悟」と歴代Civで言われ続けてきたモンテスマと戦わなくて良いという利点は計り知れない・・・かもしれない。



とりあえず、今回はここまで。回を改めて、リプレイでも書いてみることとしたい。