iPadGamerは初代Civからシリーズを通してプレイしているが、このシリーズのおかげで飛行機に乗り遅れそうになったり、〆切に間に合わなくなりそうになったり、随分人生を棒に振る危険にさらされてきたものだ。
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そのCivilizationシリーズで、NDSでリリースされていたのがCivilization Revolution。iOS版も以前からiPhone専用でリリースされており、iOS7移行前後に起動できなくなったことで騒ぎにもなった。今回、そのCivRevが、まさかの新作Sid Meier's Civilization Revolution 2としてリリース。
ゲームは基本的に前作と同じルールを踏襲している。紀元前4000年の未開の状態から国家を建設し・・・
次第に領土を広げて文明を充実させていく。最終的には、ライバルの文明との競争に勝ち、勝利条件を満たすのが目的だ。
勝利条件は4つ。宇宙船を開発してアルファケンタウリに到達するか、軍事力を強化し敵の文明全ての首都を制圧するか、経済的に支配するか、文化で他国を圧倒するか。
都市には、知識を増やしてくれる図書館や文化を増やしてくれる寺院など、様々な施設を建設できる。しかし、都市に軍事ユニットを配置しておかないと、蛮族やライバル文明に都市を奪われてしまうかもしれない。建設スピードは決まっているので、施設を建設するか、ユニットを建設するか、悩む必要があるだろう。
知識の蓄積に応じて、次々に新しい発見をしていく。軍事技術優先か、政治体制の変更か。どの技術を先に開発するかも悩ましい。
時折、都市に偉人が出現する。偉人はそれぞれ強力な能力を持っており、出現の有無がゲームを左右する。
マップのあちこちに、強力な力を持つ遺跡がある。これを入手できるかできないかも重要。ほとんどが島にあるので、ガレー船などで探索する必要があるだろう。
ゲームの難易度は5段階。国王くらいまでの難易度なら、爽快な文明無双が楽しめる。文明遺産なども、ほとんど自文明で総なめに出来るだろう。しかし、最高ランクの天帝レベルになると、やはりそれなりに厳しい戦いになる。
ライバル文明も頻繁に脅迫してくる。低ランクなら放っておいてもいいが、最高ランクならすぐに戦争になってしまう。
しかし、難易度という点で言うならば、やはりライトユーザー向け。天帝レベルであっても、ごく気軽に遊べる難易度に仕上がっている。・・・PC版の天帝レベルとか、他国の脅迫を無視するとかありえない。土下座外交に徹しなければ、到底生き延びられないだろう。
一回のプレイ時間は1~2時間程度。これも、携帯ゲームならではの手軽さ。
ちなみに、今作はiPhone・iPadの両方に対応している。iPhoneでもプレイできるが・・・
前作の簡易グラと比べてグラフィックが強化された今作の場合、iPhoneの画面ではやや小さく、プレイしづらさが否めない。
下がiPad版の画面。やはり、プレイするならiPadがお勧めだ。
追って、時間のあるときにリプレイなどを書いてみることとしたい。