※オープニングムービーは、神秘の探求者の独白形式。セリフの中で「おまえ」と呼びかけているのは、インフィニティブレードのこと。
世界は荒廃していた。救いを求め、叫んでいた。
炎と血と裏切りの中、おまえは生まれた･･･
我が麗しき剣！
不死身にして無敵なるもの。不死者どもが現れた。
かよわき人間たちを屠りながら。
不死者を倒すことはできない、奴らはそう言った。
だが、この私、神秘の探求者はある不死者の王と手を結んだ。
そしておまえを鍛え上げたのだ！ 倒し得ぬものを倒す剣！
その王は我々を裏切り、お前を盗んだ！
そして落涙の牢獄の奥深くにわしを幽閉した！
奴の名は堕落王オウサー･･･
おまえの永遠の光に囚われ、奴の魂はお前に焼きつくされた！
奴もおまえも、生命をもたぬもの。
※ここまで、指輪物語を彷彿とさせる展開。
オウサーの骸からおまえを引き抜きながら、ゴッドキングはこうつぶやいた･･･
「生け贄だ」と。
※オウサーは、ゴッドキングにインフィニティブレードを奪われ、倒される。
そして数えきれぬほどの死が続いた。
まるで儀式のような虐殺･･･ 父の復讐を誓う子どもたち･･･
皆、命を落とした。
※ここがIB1のストーリー。
最後の最後に･･･ 真に気高い心を持った戦士が現れるまで。
その戦士はゴッドキングを倒し･･･
おまえに不死者の血を吸わせた･･･
そしておまえの真の力が解き放たれたのだ！
戦士の名はサイラス。
そうとうも知らず、奴はお前に生命を与えた･･･（原文ママ）
そして愚かにも、我々に自由を与えた。
※ここがIB2のストーリー。
我こそは不死者どもの父！
すべてを創り、破壊する者！
そしてサイラスこそ我らが敵･･･ オウサーの生まれ変わりだ！
今こそ我が秘密の復讐の時･･･
世界はおまえの名を知るであろう！！
前作の最後で、落涙の牢獄に閉じ込められたサイラスとレイドリーアー。10年間ほど閉じ込められていたらしいが、イーサに助けられて、無事脱出することができた。レイドリーアーは、探求者に戦いを挑む。
探求者は、レイドリーアーを始めとする不死者たちが、自分によって創られた存在であると言う。そうなると、探求者自身が何者なのか、また、なぜ楽勝で不死者を倒すっぽいのにわざわざ剣をつくる必要があるのか･･･よく分からない。
閣下を小者扱いする探求者だったが、オウサーのことに触れられ激昂する。どうやらオウサーには、探求者を抑える何らかの力があるようだ。
レイドリーアーをイベントキルする探求者。「我々はこの星を浄化し、新たに始めるのだ」と言い放つ。不死者はじめ、全ての生き物を抹殺しようとしているらしい。おそらくこれが「我が秘密の復讐」という意味なのだろう。
しかし、レイドリーアーは自ら犠牲になって、探求者のデータポッドを奪い、転送する。
今回の物語は、かなり今までのストーリーを整理しているようだ。かなり強引な展開だが、もしかしたら、IB1をつくるときは特にストーリーなんか考えてなかったのかもしれない。この後がどんな風に展開していくのか、楽しみである。
