Sky Gamblers: Cold War | iPadGamer

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このブログは、iPadに関するゲーム情報、攻略記事、プレイ雑感などをつづっています。取り上げて欲しいゲームがありましたらコメントにて。

積みゲーの一つ、Sky Gamblers: Cold Warもプレイ中。iPadGamerの場合、前作のStorm Raidersはプレイしていないが、その前ののAir Supremacyは、大好きな機体に乗れたこともあり、異様にはまってプレイした(いまだに定期的にプレイしている)。そのため、今作についても、期待を込めてiPadに押し込んでみた。


このゲーム、Sky Gamblersシリーズなのだが、タイトル画面にはCold Warしか出てこない。タイトルどおり、中身は東西冷戦時代を扱ったものだ。しかし、冷戦って言っても、最近の若い人は知らないのでは・・・?


機体は、第二次大戦時代のものから、一番新しくてF14・F15くらいまで。第二次大戦はSGSRとかぶるが、本ゲームではジェット機を扱うというスタンスらしい。


この時代の機体は、正直、馴染みの無いものが多い。F4ファントムが新谷かおるで少し有名なくらいか。




このゲームにも、チュートリアルがある。キャンペーンに入る前に、チュートリアルで機体の操作方法を学んでおこう。


やってみるとそれほど難しくないですよね!・・・チュートリアルの言葉遣いが、かなりほのぼのさせられる。


とても良いパフォーマンスでしたよ。・・・かなりほめられて恥ずかしい。




キャンペーンは、第1話が朝鮮戦争、第2話がベトナム戦争、第3話以降が80年代になる。


敵のミグとの死闘。しかし、生々しすぎて、余り楽しめないのは事実。


第2話では、ベトナムの村にヘリで出撃。地獄の黙示録かよ・・・。


マシンガンで次々に施設を破壊。何か違うゲームだ。


第3話以降は比較的近代。F14とかにも乗れる。ソビエト領内に墜落した仲間を助けに行くプレイヤー達。しかし、いくら何でもアイロンホースは無い


全体的に、ストーリーはやや重く、それに応じて絵柄も暗めだ。その点、SGASは突き抜けたアチャラカなストーリーで、iPadGamer的には純粋に楽しめた。このあたりは、評価の分かれるところだろうが、当方としては本作はやや微妙。




絵柄の話が出てきたので、グラフィックについても触れておこう。全体的に、表示はやや暗めだ。海面のグラフィックは、相変わらずキレイだが・・・。


SGASの、空の青さと対比されるような海の美しさに比べたら、断然及ばない。


川などのグラも微妙。背景グラフィックから、水面のグラが完全に浮いており、とってつけたような違和感がある。


正直なところ、完全に劣化していると言って良い。




操作系は、画面左側がスロットル、アフターバーナー(下)、フレア(上)のボタン。右側に、機銃(下)、単発ミサイル(中)、マルチロックミサイル(上)のボタンがある。一般的と言って良いだろう。


ところが、このボタン配置がまた困ってしまう。何が困るって、ボタンがくっつき過ぎなのだ。小さなボタンが、画面中央3分の1くらいのスペースに、コチャっと固まって配置されている。


この結果、機銃を撃ちながらミサイルを撃ち分けるという、指二本を使った操作が、甚だ難しい・・・というか、ほぼ不可能になっている。指一本での操作前提なのだろうか。


ちなみに、SGASで、上の画像と全く同じサイズで切り取ったボタン配置はこうだ。明らかに、ボタンの大きさが段違い。このくらいスペースを使っていれば、iPadなら親指で機銃をばらまきながら、人差し指でミサイルが操作できる。


iPhoneプレイヤーはもともと指一本操作なのかもしれないが、iPadでプレイする場合、指二本は当然。それが今作では、押し間違いの嵐になってしまった。これは困る。オンラインでも、まともに戦えない・・・。


なお、今作の戦闘シーンでは、機銃のリードを取る目安となる予測点が表示されない。従って、機銃を当てるのは、SGASよりも段違いに難しい。が、これはレシプロ系のフライトシムなら普通なので、特にどうと言うことはないだろう。銃撃戦では、十分リードを取るように心がけよう。




とりあえずキャンペーンを進めているのだが、列挙してきたように、SGASに比べてやや難があることが否めない。グラフィックの劣化しかり、ストーリーの半端な重さしかり。iPadGamer的に致命傷なのが、一本指のみで操作することを前提しているかのような、攻撃ボタンやフレアの配置だ。iPad miniはおろか、iPadでプレイしても、撃ち分けるのが至難の業である。ボタン配置のカスタマイズができれば良かったのだが・・・。


とりあえず、Cold Warをプレイすることで、改めてAir Supremacyの完成度の高さを思い知った感がある。やはり名作だったな、SGASは・・・。