Baldur's Gate Enhanced Edition | iPadGamer

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このブログは、iPadに関するゲーム情報、攻略記事、プレイ雑感などをつづっています。取り上げて欲しいゲームがありましたらコメントにて。

最近、忙しいのに気になる新作が次々に出て困っている。順調に積み上がっていっており、これは年末年始の暇つぶしに苦労しないぜヒャッハーだ。


そんな中、以前からウォッチしてたBaldur's Gate Enhanced Editionもリリース。即ゲットした。




こちらは、iPad専用ゲーム。昔懐かしいPCゲームの移植版だ。当方、同じシリーズのIcewind Daleシリーズはクリアしているのだが、BGは序盤で放り出してしまっていたので、これを機会にプレイしてみる予定。


最近のゲームは最初からキャラが設定されており、そのキャラの成長を追体験していくようなものが多いが、このゲームはAD&Dベースなので、キャラクターは自分でクリエイト。


画面は暗めだが、これは暗めの雰囲気のゲームなのでしょうがないかな。


しかし、画面が小さく、アイテムの有る場所をタップするのも大変など、操作はかなりつらい。


移動場所をタップすると、キャラがチョコマカと動いていく。可愛いが、移動自体は微妙に馬鹿で、陣形どおりに思ったところに行くのは難しい。


表示されるメッセージも、英語なのはまあ良いとして、フォントが小さすぎて読むのが苦しい。最近はプレイ環境は完全にiPad miniに移行してしまっているのだが、これは画面が大きいiPadに戻った方が良いのか・・・?




先ほども書いたが、アイスウィンドデイルやバルダーズゲートは、AD&Dベースのゲーム。中でも、Forgotten Realmsを舞台にしている。このゲームをわざわざプレイするほどの人には関係ないのかもしれないが、ゲームシステムに関する予備知識無しの新規プレイヤーがプレイしようとしても、やや苦しいかも。とりあえず、ACとかHPとかは普通に分かると思うが、セービングスローがどうとか、武器の攻撃力が1d4とか言われても分かりづらいかもしれない。

ちなみに、何かのピンチを避けるときの判定がセービングスローである。(ST成功=避けられる、ST失敗=避けられない)
また、1d4のdはダイス(サイコロ)の意味で、攻撃力が1~4のサイコロ1回分という意味だ。(2d4なら1~4のサイコロ2回)




一番の致命傷は、魔法が一日一回、覚えた分しか使えないというところか。MPの概念が無いので、どの魔法を使うか慎重に見定める必要がある。魔法を回復させるには、キャンプを張って休むしかないが、寝込みをモンスターに襲われたりもする。




そのほか、いわゆる「世界観」というものも設定されている。テンポスとかドロウとか言われても意味が分からなかったりするかもしれないが、こちらの方は、知らなくてもゲームプレイ上は取り立てて気にする必要は無い。

世界観まで詳しく知りたい方は、AD&Dのキャンペーンブックを読めば良いが、面倒なら小説という手もある。著名なダークエルフのドリッズト(確かBGにも登場するはず)の出てくる『アイスウィンドサーガ』とか『ダークエルフ物語』を読んでも良いだろう。前者は子ども向けだが、後者は大人でもまあまあ読めるかも。