iPad miniは、中身はiPad2とほぼ同じ。当方、もともとiPad2を使っていて、新しいiPadのRetinaディスプレイに惹かれてそちらに乗り換えたのだが、iPad3はかえってスクリーンショットを撮るのに時間がかかったりして、ああ処理が重いんだな、と感じさせる部分も多々あった。そもそもiPad2を使っていたときも、起動速度・操作感覚ともに何の文句も無かったので、中身同じで小さくなっているiPad miniには期待が持てる。
今回、iPad miniを実際に手に取ってみると、やはりその動作はiPad2同様に軽快そのもの。そして何より、実際の重量についても、段違いに軽くなっている。それでいて、画面も余白枠が少なくなっていることもあり、サイズに比べて画面が小さくなったという印象も少ない。
ショップとかでも、iPad4は残っているのに、iPad miniは入荷未定ばかり。事前の予測が外れたのか、それとも思ったとおりなのか定かではないが、iPad miniが売れに売れているのは事実のようだ。
一方で、iPad4については、解せないとしか言いようがない。「新しいiPad」をたった半年で「新しかったiPad」にしてしまったことについては、まあ技術の進歩だからどうこう言うつもりはない。しかし、その製品名を「iPad Retinaディスプレイモデル」としてしまうやり方は、正直理解不能。新しかったiPadだってRetinaディスプレイを搭載していたはずなのに、iPad3を黒歴史にするつもり満々のこのネーミングには呆れるばかりだ。
当方は、ゲーマーとしては良く訓練されているが、Apple信者としては良く訓練されていないので、Apple自体に対する信仰心は全く持っていない。だからあえて言おう、こういうネーミングは全然ダメ。て言うか、もともと新しいiPadというネーミングがダメだった。もう少しよく考えてから、名前を決めるべきだろう普通。
ところで、超素晴らしい製品であると認めるところのiPad miniにも、問題は存在する。当方は、iPad2でSGASの動画を撮っているというのは何度か書いたところ。録画の手段として使用している正規版のDisp Recorderは、iPad3ではなぜか動作しないが、iPad2なら普通に撮れる。そしてiPad miniは、基本的にはiPad2と同じ。
･･･ということは、iPad miniにDisp Recorderを突っ込めば、軽快に動画が撮れるのではないか？と考えて、実際に試してみた。その結果が、こうだ。
どうも、Disp RecorderがiPad miniをiPhoneと認識しているらしく、初期設定で画面が縦になってしまう。しかも、iPhoneなら画面を横にしてから録画を始めれば横画面になるところ、iPad miniではアスペクト比ガン無視で、どう頑張っても横になってくれないのだ。おかげで、先日のSGASの定例会の対戦録画は、こんなに縦長になってしまった。
ビデオ編集で縦に圧縮することもできるはできる･･･が、それだともう画質ガクガクになってしまい、目も当てられない。iPad2なら普通に録画できているのだが、残念ながら現状ではiPad miniではまともに録画できないようだ。･･･うーん、折角iPad2から完全卒業できるかと思ったのにorz。