キャプチャー・ザ・フラッグ攻略

今回は、先日書いたSky Gamblers: Air Supremacyのキャプチャーザフラッグの続き。

最近のCTFは、使われる機体はほぼRFU47、RFJ20、RFS71に収束してきつつある。比較的RF15Xも見るようになってきたが、そんな戦場でBASIC機体が生き残るのは至難の業。それにあえて挑戦するためには、幾つかのコツがある。攻略と言うほどでは無いが、Tipsとして改めて書いてみたい。


１．まっすぐ逃げるな
旗を持ったら、すぐUターンしてまっすぐ逃げたくなるところだ。しかし、自軍の旗に向かって一直線なら、追撃してくる相手に機動を読まれ、容易に機関砲の餌食となってしまう。

そこで、いったん旗を持ったら、まっすぐ逃げずに側面から回り込む、ビルの間を逃げる、小刻みに上下左右に進路を振りながら逃げるなど、後に喰らいついた敵の機関砲に的を絞らせないようにしよう。

２．低空飛行
旗を持って逃げるとき、障害物のない上空を飛んでいると、ミサイルの格好の的だ。後述の旋回マニューバを使ってミサイルを振り切っても良いが、その間に敵が追いついてくる。従って、逃げるときはなるべく低空飛行で、障害物の間をかいくぐって逃げよう。山岳地帯などの起伏のある地形ならば、稜線を超えた瞬間に地面をなめるように急降下すれば、後から来るミサイルは山に激突して振り切れる。

３．相手を追うとき
逆に旗持ちの敵を追いかけるときは、単純にレティクルが赤のところに機関砲を撃つだけではなく、相手の進路を予測しよう。例えば、山岳地帯では、先述のとおり相手は稜線すれすれを超えてから急降下し、ミサイルを振り切ろうとするはずなので、相手が超えるであろう稜線のポイントめがけて先に弾幕を張っておく、市街地では、相手はビルの間をかいくぐるから、相手の進路のビルが開けた場所めがけて撃ち込んでおく、等々、相手の行動を先読みしよう。

４．旗をキャプチャーした後
旗をキャプチャーしたときは、通常後からミサイルが迫っていることが多い。その場合、市街地ならそのまま山越えして急降下し、ミサイルを振り切ろう。

また、その時点でHPが20％を切っていて、フレアの残りが無いならば、即座にベイルアウトしてよい。撃墜数を稼いでいれば、ついRAMPAGEやUNSTOPPABLEを狙いたくなるところだが、BASIC機体には無理だ。

ちなみに、旗取りに命をかけている人なんかは、旗を取ったらわざと山に突っ込んで自爆し、再出撃で仕切り直す人もいたりする･･･。

５．チームプレイ
CTFでは、チームプレイも重要になる。子どものサッカーのように、みんなが旗の周りに集まったり、戦局とは関係ない敵を一生懸命追い回していたり、そんなチームと一緒では、勝利はおぼつかない（本当）。

そのため、常にレーダーを確認して戦局を見ておこう。自分より足の速い味方機体が先に相手の旗に向かっていたら、自分はその機体の援護に回り、旗を取った機体を狙ってくる敵機を墜とす。もし敵味方がそれぞれ旗を持っていて、味方機が援護が無くても大丈夫そうなら、自分は敵の旗持ちの方を狩りに行く。また、敵の足の速い機体が旗を持っていて、このままではポイントを取られてしまうという場合、旗持ちの撃退に向かうよりは、むしろ敵の旗を奪って味方の方に逃げ、少しでも時間を稼ぐ･･･等々。

ポイントは、味方の機体の機種と役割を素早く見分けることだ。「今相手の旗を持っている味方機はRFS71だから、放っておいても逃げ切れるはず。この間に敵の旗持ちを狙おう」とか、「敵の旗持ちを追っている味方はRFU47だから、もうすぐ味方の旗を戻してくれるはず。もう少し頑張って逃げ回ろう」とか、こういったチームプレイが出来れば、CTFは100倍面白くなる。

問題は、まれに空気を全く読まないメンバーが揃うときだ。旗を持って必死で逃げながら、「そんなとこにいないで、早く相手の旗持ちを墜としてよ」と泣きたくなるときもある。どんなときにも、チームプレイを心がけよう。

６．旋回しながらマニューバ
相手からのミサイルや、すぐ後に迫ってきた敵機を振り切るのに、マニューバでクルクル回ることがある。ACE機体でも、RFU47やRF22なんかはよく回っているので、振り切られてしまったという経験を持つ人も多いだろう。かといって、BASIC機体でそれを簡単に真似するのは難しい。すぐにスピードが落ちて狙い撃ちにされるか、マニューバ中にミサイルを喰らって終わるのがしょっちゅう。

しかし、そんな中でもマニューバを使わざるをえない場面に追い込まれることもある。その時は、最低限、旋回中にマニューバするようにしよう。ミサイル回避等の際に、まっすぐ飛びながらマニューバしたとして、ACE機体ならかわせても、BASIC機体では無駄だ。ミサイルを側面に見るビーム機動を取りながら、ここぞという瞬間にマニューバするようにしよう。･･･まあ、生きのびる確率は、2割くらいかもしれないが。