このゲーム、オレゴン・トレイル 開拓者のミニミニ冒険に続くゲームとなっている。オレゴントレイルの方も、一見可愛い系なのに、子どもが骨折して「骨がとびでちゃったよ！」と叫んだりなど、かなりエグイ内容だった･･･が、ゲーム内容は秀逸で非常に楽しく遊ばせてもらった。続編のアメリカンセトラーの方は、開拓者たちがオレゴンに着いた後の町づくりをテーマにしている。住居やショップを設置して自分の町をつくっていくというもので、「シムシティ」と「どうぶつの森」を合わせたような感じ。
エネルギー制をとっているこのゲームでは、何か活動する度にエネルギーが減っていき、それがなくなると活動ができなくなる。エネルギーは3分おきに回復していくので、「しばらく放っておいてエネルギーを回復させ、気がついたらまたプレイする」というスタイルが基本となる。これが意外にはまり要素で、「あ、そろそろ回復したからプレイしよう」と、継続して遊ばせてしまう原動力になっているようだ。（エネルギーはリアルマネーで買うこともできるが、おそらくそれをする人はいない。）
また、一度設置した建物等の再配置も自由（メニューの中の十字ボタンを選ぶと動かせるようになる）なので、エネルギーが切れている間に町のデザインをすることも可能。これが結構楽しい。
そんなこんなで町が大きくなってきたのだが、今困っているのが住民の病気への罹患率の高さである。住民がコレラにかかったり骨折したり毒ヘビにかまれたりするのだが、放っておくと死んでしまうので、医薬品を生産して助けなければならない。
なにしろもの凄い勢いで病人が増えていくので、薬をつくるテントが一つでは到底足りず、大量に設置している。医薬品をつくるにも木材や食料がかなり必要で、エネルギーに限りがあるため、何とかやりくりしては薬に回しているのだが、生産しても生産しても片っ端から病人のために消えていってしまう。社会保障に係るコストが高すぎるなあ･･･。
しかもバグがあるらしく、一人の病人を直すと余分に生産していた医薬品も同時に消えてしまい、また一から作り直しになる。病人を助けるには時間制限があるため、忘れているうちに死んでしまったりして、いつの間にかお墓になっていたりすることも多く、着実に墓地のスペースが増えていく。困ったものである。
