竜宮城から帰ってきた浦島太郎みたいな気分だ。

今の僕にしては、2月に入って、ハードなスケジュールを精一杯やり遂げた、のだが、

最後の1つはできずに、ダウン。翻訳の仕事。「ヨナ書」の翻訳。

3日3晩、寝ていた。

今朝、目が覚めて、ふっと、我に帰って、気が付いたら、浦島太郎かな、と思った。

 

 ヨナという青年が、船に乗って、ニネベに行かないで、タルシシュヘ向かった。

ニネベは、寂れゆく僻地。タルシシュは、栄えゆく都。

 ヨナは、欲と堕落に朽ち果てそうな僻地ヘ行って、人々を救いなさいと命じられたのだった。

のに、この世の出世コースに乗れる地、タルシシュの都ヘ行く船に乗ったのでした。

 嵐が、船を転覆させました。

ヨナは、海に放り出されました。

そして、大きな魚に飲み込まれました。

ヨナは、3日3晩、大きな魚の胃袋の真っ暗闇で過ごしました。

ヨナは、安易な道を選んだことを、悔いました。

 

 すると、大きな魚が、くしゃみをしました。

ヨナは、大魚の胃袋から吐き出されて、陸地に、放り出されました。

そこは、ニネベ、でした。

 

 浦島太郎。

 ヨナ。

 

 前者は、日本昔話。

 後者は、聖書の「ヨナ書」の話。

 

 病。

 それは、新しい自分に気づかせてくれる時、を神がくれたのかもしれない。

「読む」「書く」「聴く」「話す」ことができることが、いかに幸せなことかを。

やっと、息を吹き返しかけた僕は、今朝、そう思った。