新年早々に大変な地震があった。
能登半島の地震である。
僕の携帯電話も激しく知らせてくれた。
テレビをつけるとNHKアナウンサーが絶叫するがごとく激しい言葉使いで命令口調で叫んでいる。
これには賛否両論があったが、被害状況が分かるにつれて納得出来るものになった。
阪神大震災や東日本大震災の時には野党政権であったが、今回は自民党政権なので対策には多少の安心感はある。
村山首相がなにぶんにも不慣れなものなのでという言葉が今でも耳に残っていて不安であった。
現地の住民にもしっかりして下さいよと言われたものだ。
群馬でも東日本大震災の時には震度5強あったが、最初は被害状況が分からなかった。
僕はお袋の入院している病院にいた。
激しい揺れに病院の建物がつぶれると感じてベッドの下に家内と隠れた。
その後には受付のところにあるテレビに大勢の人たちが群がり見ていたが、詳しい状況はまだ不明であった。
やがて夜には大変な状況になり、津波、原発と大惨事になった。
今回も最初は分からなかったが、時間の経過とともに被害がどんどん拡大して行った。
この状況に対して大谷選手とドジャース球団が共同して100万ドルの寄付を発表した。
アメリカでも賞賛されているが、大谷選手の行動は嫌らしくなく納得できる行動である。
日頃から彼にはそういう徳がある。
それに対して多くの有名人も行動するが批判される人も多い。
そのやり方に納得できないところがあると言うことである。
大谷選手のように我々は出来ないけれど、能登の皆さんに寄り添い、出来ることをしたいと思うのである。