大河ドラマ
すっかり土曜に書くようになってしまっておりますが。
第23回の「光る君へ」を書いていきますよ~!
前回、宋人のはずなのに何故か日本語が話せた(そして話せることを隠していた)周明は、対馬人でした。
宋人の船に拾われて。
牛や馬のように働かされて。
逃げ出して、薬師の家へ転がりこんで修行したらしい
なんと苦労人!
そして努力家
と誰もが感動すべきところですが。
そう、朱の目的は、日本と宋の間に交易路を開くことにあったんですね。
殺人犯にされてしまい。
絶体絶命だった朱を、周明の言を聞き入れて助けた為時は。
現地役人である、介・源光雅の読みどおりでもあったようですが。
だからといって、無実の人間を殺人犯に仕立て上げてはならぬ、ということで。
本人もすんなり納得して。
為時殿、なかなかの名裁き!?
通事の若麻呂を殺したのは、武生の商人・早成でした。
(また古代っぽい名だ!)
賄賂が少ないことで揉めた末の押し合いで~殺す気はなかったのに死んでしまった、という顛末でした
殺人事件の結末としてはお粗末ですが。
まぁ大河ドラマだからね。
光雅が、思ったよりワルではなく、愛国心ある地方官人であったことが意外で。
密貿易して儲けていそうなのにそうではないのか?とビックリ
中央を疎んじて、地方の実権を握り続けたいだけでもない顔があって。
おみそれしました
ともあれ相手の目的がはっきりした限り、中央へお伺いをたてなくてはならないはずの為時ですが。
なぜかこの回でその場面はなかったわ
陣の定で取り上げるべきじゃない?
そんな状況なのに、まひろは周明からひたすら宋語を習っている。
周明との距離が縮まるのも早くて。
けれど。
まひろはともかく
周明のほうには、そんな純真な気持ちは持ち合わせていなくて。
まひろを利用することしか考えていない。
悪い奴だ
国際ロマンス詐偽、なんて
うまいことを書いておられる方がネット上でおられましたが。
なるほど。
まひろは売国奴になってしまいそうな状況なのか
けれど、そんなまひろと一緒にいる周明を見て、横槍を入れてきたのがこの人↓
嫉妬と求愛が表裏一体な人なのね
為時が任地巡行でいない隙に、まひろを独り占めした後で、まさかの直球!プロポーズ
その“忘れえぬ人“三郎道長は、姉の皇太后・栓子に、うっかりまひろのことを打ち明けている。
「わたしにも妻がふたりおりますが、心は違う女を求めております。おのれではどうすることも出来ませぬ」
これでは、勘のいい倫子&情念の塊の明子にまひろの存在を知られるのは時間の問題ですね
一条天皇は変わらず定子を想い、その帝の傍らで行成は心傷め、その心を傷めている行成を、道長は
人の心の痛みばかりに目を向けられなくなってきた、というか。
三郎はもはや、まひろと駆け落ちしようとした三郎ではないのですね
その三郎道長に、お腹の子を守ってくれるよう訴えた、中宮・定子は、お産を間近に控えているため白装束で登場。
こんな純なききょうを、まひろが非難する日がくるのでしょうか?
『紫式部日記』における、紫式部の清少納言評は良くないです。
(引用を読みましたけどね。あれは嫉妬からくる悪口では?)
まぁでも、ききょうにしてみれば、中宮様がお喜びくだされば他の人が何と言おうと眼中にないのでしょうけど
今後が楽しみです。
[紀行]
石清水八幡宮
旧嵯峨御所・大本山大覚寺
お読みいただき
ありがとうございました。