大河ドラマ

「光る君へ〈23〉雪の舞うころ」
2024.6.9放送
NHK総合  NHK BS
こんばんは~照れ


すっかり土曜に書くようになってしまっておりますが。

第23回の「光る君へ」を書いていきますよ~!


前回、宋人のはずなのに何故か日本語が話せた(そして話せることを隠していた)周明は、対馬人でした。

12才の時に、口べらしのために父親に海へ捨てられて。

宋人の船に拾われて。

牛や馬のように働かされて。

逃げ出して、薬師の家へ転がりこんで修行したらしいびっくり


なんと苦労人!

そして努力家チュー

と誰もが感動すべきところですが。


この周明、なかなかの野心家だったニヤリ

宋人の長である朱仁聡の本懐=越前を拠点とした交易、のため尽力することを申し出て、叶った暁には、おのれを宰相の侍医に推挙してほしい、という。


そう、朱の目的は、日本と宋の間に交易路を開くことにあったんですね。


殺人犯にされてしまい。

絶体絶命だった朱を、周明の言を聞き入れて助けた為時は。


朱から信用されて、真意を打ち明けてもらっていました。

都の左大臣様の読みどおりであり、

現地役人である、介・源光雅の読みどおりでもあったようですが。


だからといって、無実の人間を殺人犯に仕立て上げてはならぬ、ということで。

光雅は年内は謹慎。

本人もすんなり納得して。


為時殿、なかなかの名裁き!?


てっきり殺人犯は、この光雅だと思っていましたがてへぺろ

彼は事に便乗して、朱を排除しようとしただけで。


通事の若麻呂を殺したのは、武生の商人・早成でした。

(また古代っぽい名だ!)

賄賂が少ないことで揉めた末の押し合いで~殺す気はなかったのに死んでしまった、という顛末でしたニヤリ


殺人事件の結末としてはお粗末ですが。

まぁ大河ドラマだからね。


光雅が、思ったよりワルではなく、愛国心ある地方官人であったことが意外で。

密貿易して儲けていそうなのにそうではないのか?とビックリてへぺろ


中央を疎んじて、地方の実権を握り続けたいだけでもない顔があって。

おみそれしましたお願い


ともあれ相手の目的がはっきりした限り、中央へお伺いをたてなくてはならないはずの為時ですが。


なぜかこの回でその場面はなかったわキョロキョロ

陣の定で取り上げるべきじゃない?


そんな状況なのに、まひろは周明からひたすら宋語を習っている。

さすが記憶力抜群なだけあり、上達が早いようですが。


周明との距離が縮まるのも早くて。


父から仲を勘ぐられる始末。

(親ってどうしてもこうゆう発想になってしまうものよね~キョロキョロ)


けれど。

まひろはともかく

周明のほうには、そんな純真な気持ちは持ち合わせていなくて。


まひろが左大臣と懇意らしいニュアンスを会話から感じて。

(日本語を思い出したばかりとは思えない勘の良さチュー)


まひろを利用することしか考えていない。

悪い奴だニヤリ


国際ロマンス詐偽、なんて

うまいことを書いておられる方がネット上でおられましたが。


なるほど。

まひろは売国奴になってしまいそうな状況なのかびっくり


けれど、そんなまひろと一緒にいる周明を見て、横槍を入れてきたのがこの人↓

ホントは越前には来なかったはずの宣孝、ドラマでは登場チュー

浜にふたりきりでいる、まひろと周明を凝視。

(乙丸はどこだ?いないの?)

嫉妬と求愛が表裏一体な人なのね照れ

為時が任地巡行でいない隙に、まひろを独り占めした後で、まさかの直球!プロポーズ爆笑

いやはや。

ここで、だとは思わなかったグラサン

予告によると、まひろはおのれには“忘れえぬ人“がいることを宣孝に訴えるようですが。


その“忘れえぬ人“三郎道長は、姉の皇太后・栓子に、うっかりまひろのことを打ち明けている。


「わたしにも妻がふたりおりますが、心は違う女を求めております。おのれではどうすることも出来ませぬ」

この人にバラしたらダメでしょーガーン

これでは、勘のいい倫子&情念の塊の明子にまひろの存在を知られるのは時間の問題ですねニヤリ


一条天皇は変わらず定子を想い、その帝の傍らで行成は心傷め、その心を傷めている行成を、道長は

“帝の術中にはまるな“と諌める。

権力者らしくなってきた、というか。

人の心の痛みばかりに目を向けられなくなってきた、というか。


三郎はもはや、まひろと駆け落ちしようとした三郎ではないのですねニヤリ


その三郎道長に、お腹の子を守ってくれるよう訴えた、中宮・定子は、お産を間近に控えているため白装束で登場。

ききょうの書いた『枕草子』を楽しんでおられる。
「そなたが御簾の下から指し出でてくれる日々のこの楽しみがなければ、わたしはこの子と共に死んでいたであろう。少納言、ありがとう」
「懐かしいの。あの頃が、そなたの心の中で生き生きと残っているのであらば、わたしも嬉しい」


「しっかりと残っております。しっかりと」

たったひとりの悲しき中宮のために書き進められた『枕草子』が、現代まで読み継がれているのは奇跡のようで。感動チュー


こんな純なききょうを、まひろが非難する日がくるのでしょうか?


『紫式部日記』における、紫式部の清少納言評は良くないです。

(引用を読みましたけどね。あれは嫉妬からくる悪口では?)


まぁでも、ききょうにしてみれば、中宮様がお喜びくだされば他の人が何と言おうと眼中にないのでしょうけどキョロキョロ


今後が楽しみです。



[紀行]

石清水八幡宮

旧嵯峨御所・大本山大覚寺



お読みいただき

ありがとうございました。