今日は日曜日。
新しい回が放送されてしまいましたが、前回の「光る君へ」について書いていきます!
冒頭は、まひろ&宣孝の
いいわ~![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
宣孝については、紫式部が大河ドラマになるまでノーマークで、どんな人かまったく知らなかったけれど、なかなか優秀な中級官僚だったみたいですね。
醍醐天皇の外祖父であった、藤原高藤の息子3人の中で、いちばん後まで子孫が栄えたのは、次男・定方。
三条右大臣と称された彼の系譜は勧修寺流となりました。
定方の娘のひとりには紫式部の祖母もいますが、
勧修寺流として残っていったのは、定方の三男・朝頼の嫡男・為輔の系譜。
朝頼は三男であったため、同母の兄ふたりが公卿に列したのに対し、従四位どまりだったみたいですが、その子の為輔は頑張った![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
従三位中納言まで出世し、その後は勧修寺流で重きをなす”甘露寺家“の祖となりました。
堂上家として、朝廷の実務を担い(主に弁官)、摂関家の家司も多く輩出したそうですから。
したたかな中間管理職の一族だったのだろうな~![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
宣孝もそんな実務者として、能力抜群な雰囲気でした。
恋バナや下ネタが得意でないと、高貴な血筋の方々でも色ごとが大好きな時代ですから、
(なんせ摂関政治が天皇の閨を中心とした運任せの世界
)
![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/003.png)
それを明るく、多少下卑に語り、ふざけた雰囲気を持たせながら、鋭い考察も披露できないと、権力者たちに存在を覚えてもらえないし、頼られないのだろうな。
宣孝の
”中宮の出家に発展した今回の騒動で、いちばん得をしたのは右大臣(道長)と女院(詮子)だ“
あんなに純心だった、おのれの愛した三郎が、果たしてそんな酷いことをするのだろうか。
それを確かめたくなって、
越前へ立つ前に、道長と会ったようです。
まひろの越前出立が近づく間、
長徳の変の騒動は続いていて。
伊周は最後の最後まで悪あがき![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/012.png)
![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/012.png)
(秋山竜次さんの実資の場面はみんな楽しい
)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
最後はゴッドマザー
才女で、幸せな愛され妻だったのに。
今も昔も、母の息子への偏愛には要注意ですね。
一条天皇は、母の同道を断固阻止する命令を出しました。
相当お怒りのようですが、史実ですかね?
罪人となると、ホントにこんな風に扱われてしまうものなのかしら?
なんのために登場したのか。
来る必要はなくない?
検非違使別当だけで十分では?
(もちろん演出なのですが
)
![グラサン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/021.png)
のちのちに、まひろと会っていた時のセリフを鑑みると、
まるで事の結末を、自分の不甲斐なさのせいだと、確かめるためにやって来たかのようでしたが。
母の貴子は華やかな着物を身にまとっていますが。
史実では、夫・道隆の死後、出家しているそうです。
道隆の死が、長徳元年4月。
花山院との乱闘事件が、翌年正月頃。
伊周&隆家の左遷決定が4月。
実資による二条第への検非違使捜索が5月。
そして10月には、高階貴子はこの世を去っています。
そんなことは全部飛んでしまうくらい、ききょうの、定子に対する忠義と愛が、あふれるばかりで素晴らしく、魅せられた![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240602/22/iovehistory/c9/9a/j/o1080055315446719949.jpg?caw=800)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240602/22/iovehistory/c9/9a/j/o1080055315446719949.jpg?caw=800)
でもまぁ、出産のために実家の三条邸に入っていたはずの定子の懐妊が、高階一族のために隠されていることになっていたのには、わたしも抗議したい![プンプン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/013.png)
![プンプン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/013.png)
一条天皇の立ち位置がおかしくなってしまったじゃない。
懐妊を知って呼び戻す流れになるようで。
それはちょっと頂けないわ![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/003.png)
![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/003.png)
まぁ定子恋しさに呼び戻すという意味では同じですけどね。
義子姫はの藤原公季の娘。
(公任とは関係ない
)
![てへぺろ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/019.png)
公季は、道長の父・兼家の異母弟です。
斉信の父・為光も兼家の異母弟ですが、このふたりは母が違う![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
為光の母は、醍醐天皇の第十皇女で、伊勢斎宮にも任じられたことのある方(雅子内親王)
対する公季の母は、同じ醍醐天皇の第十四皇女(康子内親王)
同じ天皇の内親王をふたりも妻にしているのね~藤原師輔は![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
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九条流の祖だけある?
と思ったら。
実は師輔は、もうひとり醍醐天皇の内親王を妻としているらしいです。(勤子内親王)
3番目に降嫁した雅子内親王については『大鏡』に記述があるらしいので。
いつか読んでみたいな![グラサン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/021.png)
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けれど。
師輔の跡継ぎとなって権力を振るったのは、この高貴な血筋の息子たちでなく、年長の、受領階級の妻(盛子)との間の息子たち、
長男・伊尹(行成の祖父)、
次男・兼通、
三男・兼家なわけです。
(この三兄弟の同母の女子が、円融天皇の生母である安子)
この、次男・兼通の長男が顕光で。
道長の推薦で、新たに一条天皇の妃に選ばれていた、元子姫はこの顕光の娘。
顕光は、お母様が陽成天皇の孫(元平親王の娘)で、
奥様が村上天皇の内親王。
無能者として知られる、なんてWikipediaに書かれている気の毒な方です![てへぺろ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/019.png)
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道長に、中関白家失墜にまつわる真相を尋ね、返答を聞いて(道長は陰謀説を肯定したけれど、まひろはやっていないと判断
)
![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/012.png)
三郎を疑ったおのれを恥じる。
その後のやりとり、
なかなか染みました![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
「これからどこへ向かっていけばいいか。それも見えぬ。おそらく俺はあの時おまえと遠くの国に逃げて行っていても、おまえを守りきれなかったであろう」
「彼の地であなたと共に滅びるのも、よかったのやもしれません」
お互い想いは同じと知って安心したのか。
道長は気持ちを切り替えます。
「越前の冬は寒いそうだ。身体をいとえ」
「はい。道長さまもお健やかに」
寄り添い、抱き合うふたり。![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240602/23/iovehistory/1c/9f/j/o1080070215446731194.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240602/23/iovehistory/1c/9f/j/o1080070215446731194.jpg?caw=800)
「この10年、あなたをあきらめたこと、後悔しながら生きてまいりました。妾でもいいから、あなたの側にいたいと願っていたのに、なぜあの時、おのれの心に従わなかったのか。いつもいつもそのことを悔やんでおりました。つまり、つまり」
「いつの日も、いつの日もそなたのことを」
あ、やっぱりまた道長をふってしまうのね![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/003.png)
![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/003.png)
道長は、まだまひろに妾になってほしいと思っていそうなのに。
(だって、超未練がましい目をしていた
)
![グラサン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/021.png)
けど、善人・道長くん。
また相手の意思を尊重。
「そうか」
としか言えない![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/012.png)
![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/012.png)
なんか道長が気の毒になってきたわ![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
まひろって、けっこう勝手な女なのかもしれません。
別れ際にまひろからディープキスするし![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
まひろは生まれ変われても、
道長は一生引きずるな![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
でも、そこが吉高由里子さんが演じているまひろ、という感じ。
紫式部としてはどうかと思うけど、吉高由里子さんのまひろだからオールオッケー![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
ここで、場面は一転して
船旅は最初は晴天だったようですが、到着時には雨にあったようです。
(日記か歌に詠まれた場面なのかな?)
お供には乙丸。
すっかり立派になって越前へ旅立った為時には、道長から指令が。
為時、指令拝受![口笛](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/010.png)
![口笛](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/010.png)
この場面が、当時の外交状況とどう合致するのか。
無知過ぎてわかりませんが![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/003.png)
![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/003.png)
ちょっとは史実を反映していることを祈る![グラサン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/021.png)
![グラサン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/021.png)
以上、
雑記のような内容になりましたが。
前回の「光る君へ」でした。
今週のはいつ観られる(&書ける)かな~![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
[紀行]
京都市
伏見稲荷大社
清水寺
お読みいただき
ありがとうございました。